誰かに答えを求めた時点で
生きることを放棄したとも言えるかもしれない。
そんな感覚になった。
正解を求めている生き方ほど
実は
つまらない生き方なのかもしれないね。
わからない。
わからないという状況だから
命の火を絶やさずに
今、この瞬間まで生きているのだと
そう、感じた。
私たちは、理性に勝てない。
私たちの、絶え間ない欲は
理性で抑え込むことは出来ない。
理性そのものが
同じ人間が創りあげたものだから。
絶え間なく湧き出る欲こそが
命のチカラだから。
わからなくていい。
わかったふりも、しなくていい。
自分の現実を誰かに重ねる必要も、ない。
誰かの信念に、寄りかかるのは
賢いようで愚かだ。
どれだけ感銘をうけても
どれだけ核心を突かれて崩れおちても
それはそれで、ありがとう。
ありがとうから、また生きるんだ。
自分以外の誰かは、答えを持っていない。
あたかも、持っているかのように
上手に取り繕っているわけで
自分の生き方だけは
取り繕っては、せっかくの命が
ふんわり、消えて終わるんだろう。
それでも良いなら
それで良い。
少しくらい
手応えのある生き方が良いな〜、と思うなら
誰かの正解とする生き方に
寄りかかるんじゃなく
自分が天晴れっ！！と思って
死ねる生き方を全うしたい。
誰にも罪など、ない。
自分が求めたから
相手は言葉を放っただけだ。
求めたくせに
相手の放った言葉に噛み付くのは
マナーがなっていないという事を
自覚すべきで。
わからない。
わからないから
もがいていく。
わからないから
見苦しくとも、生きる。
答えを出すのは
自分しか、ないし
答えが出ないまま
あの世といわれる
あるのか、ないのか
それまたわからない世界に
旅立つのも
自分が決める。
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