こんにちわ。LightRing.スタッフの山田です。

9月10日に開催された

第2回若者自殺対策全国ネットワークフォーラムに
初めて参加してきました。
東京、かつ、日曜の午後開催にも関わらず、秋田から沖縄まで全国から
参加されており、職業も学生、企業人、NPO団体職員、社会福祉士など
多様なバックグラウンドの方々で、

テーマへの興味関心の高さに驚きました。


また、”若者の自殺”に寄せられる異なる立場の人たちの

考えや思いに触れられ、
改めて自分自身が今、ここで何をしていきたいかを

振り返る機会になりました。


フォーラムは2部構成で、

第1部は若者自殺対策レポートとして、

全国ネットワークの活動紹介や自殺総合対策大綱への提言と概要、

トヨタ財団からの支援で行った「若者自殺対策の担い手に
なりうる地域の社会資源調査」の報告と提言などの

お話がありました。
 

調査結果から、生きづらさを抱える若者をとりまく様相は

例えば・・貧困・虐待・いじめ・発達障害など
その要因は複雑で絡み合っており、

包括的、ないしは各団体が連携して有機的に支援していかなければ解決が難しいことを実感しました。
そして、必要な人に必要な支援を届けるためには、若者支援に関わる団体がたくさんある中で、
自戒もこめて、自分たちが何者か、誰に対してどんなことをしたいのか/できるのかをもっと社会に対して
わかりやすく伝えていかないといけない、と感じました。


私は、LightRing.では効果指標チームメンバーとして関わっています。
自分たちの活動が若者にとって、社会にとって本当に意味があるのか?を検証する
ことを目的にしていますが、
地道な取り組みなのですが、必要な支援を提供していることを証明し、世の中に対して発信していきたいと思います。

第2部の「若者自殺対策のために私たちが何ができるか」のワークショップはグル
ープ形式で一人ひとりの
お話を聞けるよい場でした。
自己紹介や第1部の感想共有をした後、

参加者の人たちがそれぞれ何ができるのかを紙に書いて話して
いったのですが、この場にいる参加者の一人ひとりの方の思いや決意を聞けるいい場になりました。
時間が足りなくて、もっと掘り下げて聞きたい、話したいと思うぐらい、それぞれの人が選んだ言葉が
心に染みわたり、話を聞きながら心の中で「そうそう!そんな社会いいよね!」と
か「自分も周りにいる人にもっと優しくならないと」など

うなづいてしまいました。
ちょっとでも動き出したら、社会が変わっていける、と実感し、刺激をもらった場でした。

私は自分が取り組んでいる効果指標の活動を通じて、

活動の価値を証明して、伝える”

と宣言しましたので、半歩でもいいので少しづつ踏み出していこうと思います。