こんにちは、Light Ring.スタッフの岡本です。

ゴールデンウィークが終わってしまいましたね。皆さんいかがお過ごしでしょうか?

 

 先日、相談事業「こころスペース」に向け、傾聴トレーニングを行いました。

私を含めたLight Ring.新規スタッフ四人に加え、数年前からソーシャルサポート力養成講座等に参加している「大輔」さんに

サポートいただいて、計五人で、実際に傾聴トレーニングを行いました。

 

 まず傾聴についての基礎を学びました。

傾聴を行う際に意識することや、オブザーバー(第三者)の視点で、傾聴を評価する際のポイントを確認しました。

あまり自分の意見を押し付けない等、初めて学んだのですが、たくさんのポイントがあり、難しいと感じました。

 

 次に、実際に傾聴を行いました。

私はオブザーバーを務めることになりました。

振り返りの時間に挙がったテーマが、聞き手は「話し手の悩みを解決するために話を進めるのか、受け止めることに集中にするのか」

という観点でした。

今回は「傾聴」なのでまず親身に話を聴くのが正しいと思うのですが、「悩み相談」ならどうだろうと感じました。

 

 この疑問は、話し手の「大輔」さんからのフィードバックが参考になりました。

悩みを打ち明けてくださった話し手の立場では、「今回解決を求めていたか、共感を求めていたのか」聞くと

「50:50」と返ってきました。

難しい点は、悩みを話しているご本人も「解決したい話題なのか」「受け止めてもらえるだけでいいのか」

明確には答えを持っていないところです。これは、どちらの方向に絞るのかではなく、聴き手が悩みを打ち明けてくれる方の

気持ちを受け止めながら、解決に進めていくか、そこまではしなくてもいいか判断する力が求められます。

この判断は、初心者の僕には、とても難しいと感じました。

 

 二回目のトレーニングで、私は話し手を務めることになりました。

聴き手は大輔さんでした。

大輔さんは以前から傾聴トレーニングを続けていることもあり、とても話を引き出すのが上手いと思いました。

引き出し方も決して強引ではなく、自然な流れで話を進めることが出来ました。

他にも大輔さんからは学ぶことが沢山あり、とても有意義な時間を過ごすことができました。

 

 

Light Ring.スタッフ 岡本