法務省により、2024/4/1から本格的に『面会交流』が『親子交流』に変更されました。
法務省が変えるのだから、びじっとの表記も変えないとと思うので変えました。
しかし、誰も納得などしていません。
私たちは、親子交流だけを支援しているわけではないからです。
子どもが愛着を抱いたものを失わせない配慮のため。
父母が別居・離婚することによって、おもちゃ、子ども部屋、自宅、猫や犬などの愛玩動物、別居親側の親族、幼馴染み、近隣の住人等々、それこそ、ありとあらゆる様々な愛着対象と子どもは別離しなければならなくなります。
それは、自分が産声をあげた瞬間から築き上げてきた自分史を失うということです。
その喪失体験を少しでも軽くしたいから、支援をしています。それが、大人たちの責任だと思うから。ただ『親子の交流』を支援しているのではないのです。
そのことだけは、はっきりと伝えたい。
子どもたちが失う自分の歴史の重さを私たち大人は、もっと気がつく必要があります。