前回の投稿の翌日から、
東京では連日40人を超す陽性者数が確認され、都市封鎖も非常に現実味を帯びてきました。
不気味と書いた翌日からの話だったので、嫌な予感が当たってしまいました。
今週末、都内では外出自粛要請があり、人手はかなり減っているようですが、
昨日金曜日の夜の渋谷はかなり賑わっていたようで、まだまだ若年層を中心に楽観的な風潮が残っているようです。
先日、大阪でも20人を越す陽性者数が確認され、
都知事が会見で「検査陽性率が15%近くに跳ね上がったことを今までとは異なると捉えている」と話していました。
ここ数日の東京の検査陽性率はどの程度でしょうか。
ここ3日ほど、80-90件の検査人数のうち、40人台の陽性者数が確認されています。
つまり、検査陽性率が50%弱になっているということです。
PCR検査は報告にもよりますが、3-6割程度の感度しかないと考えられています。
例えば高めに見積もって6割の感度だったとすると、80人の感染者全員に検査して陽性者が48名しかでません。
何が言いたいかというと、検査陽性率が50%というのは、
PCR検査の感度の60%に肉薄してきているということです。
東京で検査されている人はほとんどが感染者と考えても矛盾しません。
コロナを疑って検査する人の一部しかコロナでなかった以前の状況から、
コロナを疑って検査した人のほとんどが本当にコロナ、という状況になりつつあります。
感染者数が数字以上に増えている証拠となります。
以下にリンクを示す記事は是非読んでほしい記事です。
東京都内の感染症指定医療機関で今何が起きているのか、を実際にそこで働く医師が書いています↓
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