哲学堂公園で、あたまよくなった気分 | きょうのこと。

きょうのこと。

「スーツ着ている人と一緒に仕事をしたい。」と思って社会人になり早3年経過ですが、毎日楽しいと思っている幸せ者です。今年から上野のとあるWeb制作会社で働いています。

最近はたくさんのことがあって、一から全部書いてると大変なことになりそうなので。
今週行った「哲学堂公園」のことを書きます。

きっと、本当は春に行った方が桜がキレイだと思うのですが、このタイミングで行ったので、キレイな桜の写真はありません。

「哲学堂公園」
哲学堂公園は、明治37年に哲学者で東洋大学の創立者、故・井上円了博士によって精神修養の場として創設された、哲学世界を視覚的に表現し、哲学や社会教育の場として整備された全国に例を見ない個性的な公園です。
(引用元:http://www.tetsugakudo.jp/a.htm
◎園内マップ◎

みにくいですが、各スポットに哲学的な名前が付けられてて一つひとつ見てたら、ちゃんと意味があるんだなあと思いました。そこを通るたびに、得した気分になります。
私は概念を払いたいことがあるので、概念橋をたくさん渡りました。

「哲学の庭」には、こんなにたくさんの銅像がありました。

◎第一の輪◎
第一の輪・・・中心点に集まる完全な輪で、異なった文化を象徴する、思想を作り世界の大きな宗教の祖となった人物たちが配置されています。
・老子(ろうし 道家の祖)
・キリスト(イエス・キリスト キリスト教の基礎を築いた)
・釈迦(しゃか 仏教の開祖)
・アブラハム(ユダヤ教、キリスト教、イスラム教を信じる、いわゆる聖典の民の始祖)
・エクナトン(エジプト第18王朝第10代の王アメンホテプ4世の別名 アモン信仰を捨てアトン崇拝を開始した)
(引用元:http://www.tetsugakudo.jp/)


◎第二の輪◎
第二の輪・・・文化や時代が違っても、同じように悟りの境地に達してそれぞれの社会で実践し成果を得た人物たちが配置されています。
・達磨大師(だるまたいし 禅宗の開祖とされている人物。中国で活躍した仏教の僧侶)
・聖フランシス(フランシスコ修道会の創設者。カトリック修道士です)
・ガンジー(インド独立の父。弁護士、宗教家、政治指導者)
(引用元:http://www.tetsugakudo.jp/)


(写真はガンジーのみ)

◎第三の輪◎
第三の輪・・・法の輪で、異なった時代において各々が法をつくり、現存する法律の主流をつくった人物達が配置されています。
・聖徳太子(冠位十二階などの他・憲法十七条を制定し、仏教の興隆に力を尽くしました)
・ユスチニアヌス(ローマ法大全を編纂し、ローマ法の集大成を図りました)
・ハムラビ(バビロン第一王朝第六代の王。慣習法を成文化した「ハムラビ法典」を制定しました)
(引用元:http://www.tetsugakudo.jp/)



あとは撮った写真を


空を見上げたらめっちゃキレイだったから。


今はあじさいの季節ですね。



池です。ここに何故か10分くらい滞在してました。


この門には、幽霊と天狗がいて、精神性と物質性の不可思議の象徴だそうです。

ひとつひとつの道や橋などを真面目に調べようと思った場所でした。
ものすごく不思議な感じ。区の有形文化財にも指定されているそうです。

中央線や西武新宿線沿線にお住まいの方は一度行ってみても良いかもしれないです。