我が家のバルコニーの手すりの向こうの
キンモクセイの枝に
キジバトが巣を作り
ずっと卵を温めていました。
が・・・
卵を温めはじめてから １０日ほど経ったある日、
突然
キジバトの巣は
もぬけの殻になっていました 
キジバトがいなくなっちゃったーーー 
ワタシが ガッカリしていると
孫は
「みんながジロジロ見てくるから
タマゴをかかえて お引越ししたんじゃない？」
な～んて言いました。
夫は
「自然というのは そういうものだよ・・・
キジバトは また帰って来るんじゃないかな？」
やけに冷静です 
一体何があったのーーー
もしかして、、、カラスが・・・ 
いくら考えても
何が起こったのかは分かりません。。。
ただ、
卵から無事に新しい生命が生まれること、
そして雛が成長して巣立つこと、
それは
奇跡のようなことなんだ・・・
と、あらためて感じた出来事でした。。。 
折しも季節は春に突入。
そうだわ、そろそろインテリアを更新しよう 
と、
まずダイニングルームのブラケット照明に
新しいリースを付けました。
ビオラ、アゲラタム、フランネルフラワーなどの
ドライフラワーで作った
とても繊細なリース。
直径１７センチと小さいので
もう少しボリューム感がほしいな～
リボンでもプラスしようか・・・と
部屋の中を見回して
目にとまったのは
孫と作った
縫いぐるみの洋服生地。
ウィリアム・モリスのリバティプリントです。
そうだわ 
この布を裂いてリボンにして
リースに付けてみよう・・・
さっそくやってみました。
リボン結びが下手なのが
気になりますが、、、
心のやすらぎや平和を感じさせてくれる
ブルーという色が
今の気持ちを落ち着かせてくれます。
朝、
ダイニングルームで
新聞を読んでいた夫が
ふと顔を上げて言いました。
「うん、このリース なかなかいいね」
さあ、
次は
やっぱりイースターエッグを飾りたい 
春休みがはじまり
やってきた孫に
「好きなタマゴを飾ってみて」
と声をかけると
孫はウサギの描かれたタマゴを手に取り
真面目な顔つきで
つぶやきました。
「タマゴは命の始まりっていう意味があるんだよね～」
この春から小学２年生になる孫。
激変した言いっぷりに
感心しながらも
吹き出しそうになりましたが
「そっ・・・そうよね」
ワタシも神妙な顔で頷きました 
そう、
キジバトが卵を温めていた１０日間。
生命の始まりを見守るような
少し高揚した気持ちで
毎日そっとキジバトの巣を見ていました。
タマゴというものは
確かに生命の始まりだから
見ると何だかワクワクする。。。
キジバトはいなくなってしまったけれど、
イースターのタマゴを飾って
自分の心を温めている・・・
今は
そんな感じなのです。
で・・・
今日の朝食は
こんなものにしてみたのですが、、、
夫から
「えっ、朝ごはん これだけ
」
と言われてしまいました～ 
今日の朝食
☆紀ノ国屋のフォーシードブレッドを鳥の形にカットして
マスカルポーネ、イチゴ、ブルーベリー、デコポンを乗せた
オープンサンド
☆キウイ、デコポン、ザクロ、クレソン、イチゴ、菜の花
☆プレーンヨーグルト＋デコポン＋蜂蜜
☆カプチーノ
