ジューンベリーの日々 ♪ | 幸せになるインテリア

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居心地のよい空間とは?

本当にほしいものは?

自分がどんな空間に暮らしたいのか?
それがわからなければ、自分の探し求めている空間は手に入りません。

大好きなインテリアやガーデニングのことなどを語りながら、
考えを深められればいいな~♪というブログです

 

 

 

「今日、1時からの打ち合わせが終わったら、すぐ帰ってくる。

ジューンベリーの収穫、3時から始めようビックリマーク

 

朝、

 

実ったジューンベリーを

 

2階の窓から見ていた夫が言いました。

 

 

 

 

「そうね ビックリマーク

2時間くらいで収穫して、すぐジャム作りに取りかかれば

今日中にジャムが出来るわね 音譜

 

そう返事しながら、ワタシは

 

体中にアドレナリンが駆け巡っていくのを感じていました。

 

 

 

 

5月半ばを過ぎる頃から

 

気温が30度越えの日もあり

 

ジューンベリーの実がどんどん完熟してきます。

 

 

ジューンベリーの実の熟し具合と、

 

自分たちのスケジュール、天気予報を照らし合わせ

 

タイミングよく収穫し

 

そして、そのジューンベリーと

 

もうすぐ出回る時期が終わるイチゴで

 

ミックスジャムを作ることは

 

わたしたちの初夏のイベントなのです 音譜

 

 

 

 

 

 

 

完熟した実を1キロほど収穫して

 

ジャムを作ってしまえば

 

あとは

 

鳥さん達が食べ尽くしてくれるのを見守るのも

 

初夏の愉しみというわけです ニコニコ

 

 

 

「じゃあ、行ってくるね」

 

夫が仕事に出かけると

 

ワタシは近所のスーパーに行き

 

ジューンベリーとイチゴのミックスジャムを作る材料、

 

イチゴ、レモン、きび砂糖を買ってきました。

 

 

 

 

 

買ってきたイチゴは5パック。

 

ヘタを取り、洗って

 

すぐにイチゴジャムを煮始めました。

 

 

 

 

 

 

ジューンベリーとイチゴのミックスジャムの作り方は、

 

 

 

 

ジューンベリージャムとイチゴジャムを

 

それぞれ別に作り、

 

最後に2つのジャムを合わせ、ミックスジャムに仕上げますが

 

今年は効率よく仕上げるため

 

ジューンベリーを収穫する前に

 

あらかじめイチゴジャムを煮ておき、

 

ジャムを入れるガラス瓶の煮沸消毒も済ませておきました。

 

 

さてさて、

 

夫は宣言していた通り

 

午後3時に帰ってきました。

 

さっそく

 

2人でジューンベリーの収穫に取りかかります。

 

 

 

 

12年前。

 

我が家を新築してすぐ、

 

ジューンベリーの小さな樹を植えました。

 

それが今では、大きく育ち

 

ありあまるほどの実をつけてくれます。

 

 

植えたばかりの頃は

 

ジューンベリーの実を

 

鳥に食べられる前に収穫しようと大騒ぎでした 爆笑

 

 

 

 

 

たくさん収穫できるからといって

 

収穫しすぎると

 

お鍋に入りきらなくて困るので

 

5年前からは、

 

1キロぐらい、と決めて収穫することにしています。

 

 

 

 

「そろそろいいんじゃない?これはもう1キロ以上あるわね」

 

ワタシが夫にストップをかけると

 

「わかった、いま何時?」

 

「もう5時をとっくに過ぎてるわ」

 

「じゃあ、そろそろジャム作りにとりかかりますかビックリマーク

 

 

 

 

 

 

わたしたちは収穫を終了し、家に入りました。

 

ジューンベリーを選別して洗い、計量したら、1174グラム。

(イチゴはヘタを取った状態で、1240グラムでした。)

 

その後は

 

わき目もふらず(写真も一切撮らず ニコニコ)

 

ジャム作りに集中し

 

夜7時半には

 

ジューンベリーとイチゴのミックスジャムが出来上がりました。

 

 

 

 

 

 

 

翌日。

 

小3の孫が

 

仲良しのお友達、Yちゃんを連れて、やって来ました。

(Yちゃんは、我が家にしょっちゅう来る常連ちゃんです)

 

「おばあちゃま、ジャム作ったんでしょ !?見せてーー」 お願い

(孫には、昨夜ジャムが完成したことをLINEで知らせました)

 

毎年ジャム作りを楽しみにしている孫は

 

キッチンに入ってくるなり冷蔵庫に突進してきました。

 

「わかった分かった、いま冷蔵庫から出すから待って」

 

 

 

 

 

ワタシは冷蔵庫から

 

昨日作ったジャムの瓶を出して

 

キッチンのカウンターに並べ

 

「2人とも、お手々を洗ったら、ジャムをお味見してみてね」

 

とニッコリ笑いました。(←お味見する人が2人もいて嬉しい)

 

 

すると、

 

2人は素早くササーーッと手を洗ってきて

 

「洗ったーーー」

 

と、カウンターに前のめりで、へばりつきました。

 

「じゃあ、どうぞ」 (ニコニコ)

 

と、2人にスプーンを手渡すと・・・

 

 

 

 

瞬間 ビックリマーク

 

2人は無言で

 

ガシッとスプーンでジャムをすくい

 

パクッパクッ、とジャムを食べ

 

 

 

 

 

「おいしーーー」 「おいし~い」

 

異口同音に唱えながら

 

あっという間にジャムは2人のお口に消えてゆきました。。。

 

 

いやはや、いやはや。

 

この2人、

 

食べ物を分け合うとき、

 

いつもライバル意識をむき出しにして

 

凄いバトルを繰り広げてくれるんだけど・・・

 

その時の子どもらしくて、美味しそうな顔を見ていると

 

わたしのほうが

 

すごいエネルギーをもらってる感じがする・・・

 

そんなことを考え、

 

冷蔵庫にジャムの瓶をしまいながら

 

ふっとダイニングの窓辺を見ると、、、

 

 

 

 

 

 

ええっ ポーン

 

 

2人が椅子に乗り

 

ケースメントカーテンも開けずに窓を開けて

 

身を乗り出してる・・・危な~い 叫び

 

 

 

 

 

「ここからもジューンベリー採れるんだよ」

 

「ホントだ~」

 

2階の窓から

 

2人でジューンベリーの実に手を伸ばし

 

今にも口に入れようとしていました ポーン

 

 

 

 

 

 

「ちょっと待ってビックリマーク 食べる前に、いちおう洗うから」

 

2人が持っているジューンベリーを流水で洗い

 

お皿に乗せてやりました。

 

 

 

 

 

 

「美味しいよね~」 音譜

 

「うん」 ニコニコ

 

 

ジューンベリーを食べるのは、人生初だったYちゃん。

(2粒持っているほうがYちゃんです)

 

Yちゃんは、第一印象は小柄で繊細。

 

砂糖菓子のような女の子なのですが

 

ジューンベリーをお口に入れるときの

 

自然児っぷりには感心してしまいました。

 

 

 

帰りにYちゃんに、

 

「これ、お家の皆さんで食べてみてね」

 

と、

 

ジャムの小さな瓶を渡すと

 

 

 

 

 

Yちゃんは

 

嬉しそうに目をキラキラさせ

 

小さな瓶を握りしめました。