富山へ《 自分史[23]》 | オカハセのブログ

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富山に行く前に「武蔵美」(武蔵野美術大学)に寄って行くという。
二人とも武蔵美出身らしい。

確か大学内のどこかに3人で泊まったと思う。
その夜は2人の後輩の女の子達と飲んだりギター弾いたりサックス吹いたりした。オカリナはギターケースの中に入りっぱなしだった(笑)。

翌日、3人とも確か寝坊して昼ごろに出発する。結構夜遅くに富山に到着。
石作家さんの実家に3人で居候することになります。

イベントも無事終わり、廃校作家さん(笑)は廃校に帰って行った。数日石作家さんと呑んだりした。
或る日富山市内のジャズ喫茶に一緒に行って、コルトレーンをマスターにリクエストしてかけてもらうと、石作家さんはすぐにハマってました。やっぱり前衛芸術家だ(笑)。
どうやらこの作家さん数年前に大きな賞を取っていたらしく(日本ではなく、フランスとかイタリアとかだと思う)、悠々自適な暮らしでしたね。

僕は少し山にこもってサックスを練習したくなったので、本屋で立ち読みで(笑)無料のキャンプ場を調べた。
黒部峡谷のトロッコ鉄道の終着「欅平駅」から15分程歩いたところに祖母谷温泉(ばばだにおんせん)があり露天風呂は無料でその前にあるキャンプ場も無料との情報を掴んだ。


祖母谷キャンプ場には夜暗くなってから付きました。祖母谷温泉に受け付けすると、、なんと有料⁉︎

放浪経験が長いとよくある事なのですが、ガイドブックの情報が間違ってる事は結構あります。

僕は1~2ヶ月こもって練習するつもりだったのですが、毎日使用料を払う事は出来ない。
残念だけど、2泊くらいしたら山を降りる事に決めた。

とにかくその夜は露天風呂に入ってからテントに入って寝た。

次の日の朝、露天風呂の淵に座ってこれからどこ行こうかと途方に暮れていると祖母谷温泉の主人が来て「露天風呂の簡単な風呂掃除と、湯の温度を時々チェックしてくれたらキャンプ場使用料を無料にする」と言ってくれたので、助かった。

こうして山ごもりが始まった。










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