感情や表現は作るものではなくて、湧き出てくるものになります。
役者さんや声優さんの中には、極端に声を変えたり、動きを変えて、そう見せようとされる方がいます。
でもそれは、言わば模造であって、真実ではないんですよね。
模造は模造で完璧なまでの模造は素晴らしいものですが、完璧でなければただの模造です。
そのただの模造のものに、人は魅かれることはありません。
私はそう見せていますよ~。
と言っても、誰も感じてはくれないんですよね。
芝居は「感じてもらう」ことが重要なことになります。
世界観なり
空間なり
感情なり
表現を。
セリフや効果は、あくまでもそれの補助的な要素に過ぎないんです。
観ている方、聞いている方に感じてもらうためには、演者自身も感じなくてはなりません。
感じてください。
作ることに意識するのではなく、感じることに集中するんです。
感じてください。
演者が感じたことを、なんのフィルターを通さずに。
感じてください。
素直な表現ほど、お客さんは素直に受け取ってくれます。
から(笑)
ってなかんじで、今日はこのへんで!