打たれることが嫌いな演劇声優塾生たちは、
自叙伝プログラムという自身を変えるという機会を失ってしまいました…。


今月に入ってから行われているen塾の自己崩壊プログラムの1つ「自叙伝」

自分を自身で客観的に見直すことが出来るプログラム。
自分の中にいる自己を引き出すことが出来るプログラム。
演技というものを追求していくことが出来るプログラム。

それをやり切れば、野暮な演技指導より100倍価値があるであれうこのプログラムを、
彼らはチャンスを逃してしまいました…。


先月末、自叙伝の文章提出を指示。
その合格者だけに朗読の機会を与えるとしましたが、
5名のうち2名が1~2回の提出しかして来ず脱落。

生き残った3名も、その後の修正版の提出をして来ず脱落です。

演劇声優塾生は生き残ることは出来ませんでした。


これが結果です…。


彼らはこの世界では、生き残れない者になってしまったのです。

1つの事象だけでのより判断は出来ませんが、
生き残れなかったという黒星は消えません。

負けなんです。



すでに彼らには負け癖がついてしまっている気がします…。

ミスと失敗。
逃げと負け。


ミスは後になっても自分でフォローが出来るもので、失敗はフォロー出来ないもの。

負けは真剣勝負では死を意味します。
絶対に負けちゃいけないんです!
生き残らなきゃいけないんです!


逃げ続けてしまうことは負けですが、苦しくなったら、辛くなったら逃げてもいいんです。
生き残れさえすれば、いつかチャンスが巡ってきます!


逃げとは、次に闘うチャンスをうかがうこと。
生き残るために走り回ること。


いいや…べつに…。
もう無理…。

あきらめは負けです。
負けは死です。



あきらめずに、懸命に杭を出していかなくちゃ、いつになっても打たれもしないです。

打たれない杭は、忘れ去られてしまいます。


そうなる前に…!



演劇声優塾は方針転換が必要なようです。



ってなかんじで、今日はこのへんで!