今こそ目覚めよ -


表現をするにあたって重要なことは、その感覚をすべて開き、すべてで感じ取れるようになることです。
五感の視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚
内部に入っていき、第六感の知覚
そしてそれを越えた第七感…セブンセンシズ

なにやらマンガのようなことを言っていますが、これ、芝居の真実だと思っています。

表現をするというのがアウトプット作業だとすれば、当然そこにインプット作業をしないと場が成立しなくなってしまいます。
偏ったものではないですからね。

とすれば、真実をアウトプット(表現)するにあたっては、真実をインプットしなくてはならないんです。

数多くの俳優とふれ合う中で、この人できるなぁ~って思う人は、
だいたいこのインプットが出来ている人なんです。

そりゃーいっくら出そうと思っても、ちゃんと入れなかったら、出るもんも出ないわな(笑)

作用反作用の力で、入ってきたものがそのまま出ていくので、
出す前にどう入れるかを考えないといけないわけです。

そこになにかの障害物があれば、入ってくる量も少なくなりますし、変な不純物まで取り込むことになります。

出せてない
よくわからない表現
になってしまうのは、至極当然ですよね。

障害物を取り除き、すべてを開き受け入れることで、
アウトプットとなる表現が出来るようになるんです。


心も身体も解き放たれたとき、真実を見ることが出来るのかもしれません。


ってなかんじで、今日はこのへんで!