キンカン ( '16 植物苑 001 ) ・・・ | 影武者のブログ

影武者のブログ

その日、その日に感じた事象や、思いついたことを「気随気ままに」に綴っています。
まぁ[老人の戯言]と思ってください。

            ペタしてね

          

◎ここに掲載しました画像をクリックしますと拡大画像 がご覧いただけます。

          

我が家の [菜園] 管理者の愚妻も

    72歳 になる 老女・・・

    ゆえに最近は [菜園] での 農作業 も以前の

    1/5 程に減ってきているので、作物もほとんど採れない・・・

          

この 邸宅 に住んでから38年も経ってしまったのだが

    当初から 植えてあった 果樹類はいまだ健在・・・

         

そんな中、この 真冬 でも色付いているのが

    今回の [キンカン] と [甘夏] だけ・・・

    その [キンカン] が冬空に 金色 に輝いて眩しい・・・

          

      キンカン①
            キンカン②
      キンカン③
        

キンカン

出展:http://www.hana300.com/kinkan.html    

ミカン科 キンカン属

学名 Fortunella japonica

和名 :キンカン(金柑)

別名:マルキンカン、姫橘(ひめたちばな)

生薬名:金橘(きんきつ)

原産地:中国

花期:夏から秋


「金」は実の色から、「柑」は「柑子(こうじ)」で、みかんの古名、「金橘」とも書く


キンカンは、常緑性の低木で高さが約3メートルになり、刺(とげ)がなく、葉は広皮針形(ひしんけい)で先端は丸く、純鋸歯(きょし)がある


花は、白い5弁花


果実は、倒卵状(とうらんじょう)長楕円形で、鮮やかな橙黄色で表面には光沢(こうたく)がある


のう果は5~6個で果皮は苦味(にがみ)と甘味があり、果肉は酸味が強く、葉が短くなっている


1826年に、中国の商船が遠州灘(静岡県沖)で遭難し、漂着して清水港に寄航した際に 船員が、助けてくれた地元の人に砂糖漬けの 金柑果実をプレゼントし その種が育って日本で広まった


また、果実が球形のマルキンカンは、果実に甘味がある


生のままの果実を必要時に、水洗いして使用する


キンカンを、刻んで乾燥したものを生薬(しょうやく)で、金橘(きんきつ)と言う


薬用としては、せき止め、かぜに熟したキンカン約10個を、まるごと刻み、砂糖少しと水0.4 リットルの中に入れて煮て、沸騰したら火を止めて、温かいうちに煮汁を服用し、1日に何回かに分けて飲む


なお、キンカンとオオバコ (車前草・しゃぜんそう)を乾燥したものを、5グラムくらい加えて、煎じる場合もある


キンカンの砂糖漬けは、小児のかぜによく効く


また、そのままジューサーなどでしぼった汁を朝夕1~2個くらい服用すると、不整脈などに効き目があるとされているが、キンカンは、ビタミンCが豊富で あることから健康補助食品としては非常に有効である


主な生産地は、和歌山、高知、宮崎、鹿児島などの暖地で栽培されている

          

      キンカン④
            キンカン⑤

          
上掲画像を 撮り終えて から 20~30粒 程を採って

    食してみたが、例年の物より 甘味が薄く感じられた・・・

    これも 「異常気象」 による影響なのか・・・

          

数100個以上生っているのは例年通りだが

    毎年 ほとんどが野鳥の餌 として放ったらかしのまま・・・

    今年は 「薬効成分」 を摂るために数多く食べるか・・・・・・・

          

          キンカン⑥

            
    _    _    _    _    _    _    _