そもそも小原木って何？っていう方も多いと思うので簡単にご説明します
大徳屋の屋号でもある小原木。
大徳屋の正式名称は「小原木本舗大徳屋長久」と言います。
大徳屋の初代久兵衛(当主は代々、久兵衛を襲名します)が、
紀州藩の殿様のお供で京都の小原に行った時に、
小原女が頭にかぶっていた笠をイメージして作ったお菓子だそうです。
基本的な作り方や配合は創業当時からほとんど変わっていません。
薄い小麦粉の生地に大納言の粒あんを包んだとてもシンプルなお菓子。
最近は甘さ控えめのお菓子が多いですが、
小原木は昔から変わらずしっかり甘いのが特徴です。
どちらかというと甘すぎないお菓子の方が好きな私ですが、
小原木は時々無性に食べたくなります
「もっと甘さ控えめにしたら？」とか
「抹茶味を作ったら？」とか
言って頂くことも多いのですが、
小原木だけは変えない。
変えてはいけない。
というのが代々の当主の方針で、
もちろん１６代目の社長も同じ考えです。
300年変わらないってなかなかすごいことじゃないかと思います
これからも大事に伝統を受け継いでいきたいと思います！
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