こんばんは。月末の忙しさのせいで、忙しさとは別のところでうんざりしはじめちゃったりなんかしちゃったりしているこうだです。どうぞみなさまにおかれましては、イライラを人様にぶつけたりしないでくださいね。ね。

さてさて、本来ならゴル日記4を書くべきところではありますが、ちょっと思うところがあったので、以下の投稿作について書きたいと思います。


これはゴルでは一票も入らなかったのですが、それもそのはず。本人が書いた直後に「詩っぽく書いた自己主張」だと言ってましたよ、職場の同僚に。つまり詩じゃないんだこれ。

この作品を書いた日は、プロの記者ではない人の書いた取材原稿を読む機会がありました。わざわざ現地まで行ったのにもったいない!と叫びたくなるほど平坦な内容に驚きを隠せなかった私。といいますのも、たった一年半ではありますが、小さな雑誌の編集者としての取材経験があったりするのです。
私ならここはこうしてこう書くのに!なんてえらそうなことを散々思ったのですが、ふと我に返りました。そういえばさっきまで同僚に、情熱大陸の山口晃さんの回で残念な感じの質問をしてしまった女性記者と昔の自分が重なって切なくなったんだよーと話していたじゃないか、私。

いやー笑った。
理想と現実なんてこうも違うものなんですよね。取材に行ったら対象者を怒らせて、危うく掲載拒否されるとこだったとかあったもんなあ……。
それでも、私ならこう書くのに!と思うのはきっと、まだ心のどこかで取材原稿を書きたいと思っているからなのね、と考えたというお話でした。

ところでこの話に出てくる同僚は、なんとかトリエンナーレなどにたびたび作品を出展しているような立体物をつくる作家さんです。私は、いつか彼女を取材したいなと密かに思っているのです。
そんなことをも含めた「自己主張」なのでした。

取材を申し込むなら魅力的な媒体を用意しないとなあ、いったいいつになることやら、なんてぼんやりしているお暇人こと、こうだたけみでしたとかげ