【第88回 ボイスアート(グループ)@なら】開催しました♪ ~ 響くカラダ ~  | カウンセリングルーム樹喜(きき)                   @奈良・大和郡山         

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息の道(呼吸)で、自分と出逢い、自分とつながる...

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大雨が心配される時期ですが、昨日は曇りで気温のそれほど蒸し暑くもなく、少しほっとできる1日となりました。

久しぶりに、『ギャラリーと学びの町屋 月眠』さんで開催いたしました。

3間続きの和室町屋空間がほっこりするのですよねえ。

私の大好きな場所の1つです。

 

コロナの影響もありますし、しばらくはリアル開催は定員を減らして開いていこうと思います。

昨今、ズームなどオンラインで各種セミナーの開催も急激に増えています。

ズームはズームの利点があると思いますが、やはりリアルにお会いしながら皆様と共有するからこその時間、というのもあります。

 

 

 

私がボイスアートの時間でみなさまに提供したり、お伝えしていることはある意味、地味であたりまえなことかもしれません。

自分の息(呼吸)や声を通して自分自身と繋がることを、遊びながら行います。

人は本来、自然や宇宙と繋がった喜びと感謝に満ちた存在である。そのように私は思います。

そして、私たちの喜びや感謝という『本来』は私たちに与えられた身体、つまり自分自身の息(呼吸)や声を通して思い出すことができます。

 

コロナがもたらした混乱や不透明な今の状況であるからこそ、私たちの『本来』をいま一度思い出して、日日を生きていくことが何よりも大切ではないか。

最近、特にそう思うようになりました。

 

自分の外側に意識を向けた息(呼吸)や声ではなく、自分の内側に意識を向けて、<おじぎ呼吸法>や<ため息呼吸法>で呼吸をしたり声を小さく出してみました。

また、自分が楽に呼吸をして坐っていられる身体の<イメージ>を、創作して言葉にする練習もしてみました。

参加者のお一人は「私、イメージ力がないんです」と戸惑いながらも、「タコのように柔らかく力が抜けているとすると(どんな風に呼吸して坐っていられるだろう)...」とおっしゃいました。

 

ボイスアートでは<自分が創ったイメージ>から声を出す、という遊びを大切にします。

昨日は自分が楽にいられるイメージが『自分の身体の中にある』と仮定して、呼吸をしたり小さく声を出したりしてみました。

その方にいただいた感想が次のようなものでした。

「今日はいつもと違う感覚で、身体への響きを感じられてとても気持ちよかったです」

 

わたしが思うに、自分の身体に自分の声が響いているときは、とても安心してリラックスして身体がゆるまっているとき。

だからよく声も身体に響くのが感じられるし、そのこと自体がとても気持ちいい。

そしてその状態の時は、意識は外側ではなくて自分の内側に向いていますから、いい意味で『空っぽ』で何かに囚われていない状態と言えます。

『空っぽ』状態でこそ、自分の『本来』を生きるためにどこを目指したらいいのか、それが見えてくる。

『空っぽ』になれる時間を持てることは、昨今の混乱した不透明で迷いがちな状況を生き抜いていく術の1つになると私は思っています。

 

昨日は少人数でしたが、リアルにお会いしてボイスアートの時間を共にできて本当によかったな、と思いました。

 

 

 

次回のリアル開催は...

 

8月23日(日)13:30~15:30

ギャラリーと学びの町屋『月眠』

定員 6名

 

で予定しております。

暑い最中になるとは思いますが、皆様の参加をおまちしております。