ペーサーポイント迄急がなくちゃだし写真はパス!と思ったけど引き返し、やっぱりスタッフにお願い(^◇^;)↓
レースだけど信越の旅を楽しまないとね。
去年、信越にエントリーしなかった理由はチャレさんの〝信越は楽しむレース〟という言葉を受けてだった。
去年はまだこのレースを楽しめる余裕は私には無いなぁと考えエントリーを見送った。
そして…今年もタイム的にはやっぱり余裕は無かったけれど、出来る範囲で景色を眺めたり、何より体のダメージが前と比べると殆ど無く此処まで来れた。
そういう意味ではレースを今年まで待って間違いでは無かったと思う…
綺麗なコスモス畑の後には6km以上続く長い登りの林道が続いた。
最初は走っていたが早歩きのが皆のペースに追いつく事に途中から気がついた(ー ー;)
ガーミンがタイマーになってるので正確なペースは分からない。
けど歩きのが皆に置いつくのは確かだったので、この辺りは走りに拘らず走りと歩きを交互に入れ進んだ。
そのうち下り基調に変わるとまわりも私も走り出した。
更に苔生した湿った岩場のトレイルの下りへ。
2年前は、こんな岩場無理だし~と半べそで下ったところ。なのだが今年は全然平気。
慣れたのと…ヒンヤリした岩場とモフモフの苔が結構好きだったりする。笑
人目がないと気に入った岩に頬ずりしたり
苔はモフモフの感触を楽しみながら下った。
下ったところには吊り橋↓
渡ってすぐの発電所の配管の横を九十九折に登る。
ここ勾配が結構あって気持ちが折れる場所。
かなりの人に追い越されつつも、終わりが見えてきた時には嬉しくて、
〝もうすぐ終わりですからね~!
と下の人に教えた。皆とても嬉しそうだった。
九十九折が終わるとフラットなトレイルをしばらく行き、笹ヶ峰高原へ。
この辺りで少し気分が悪くなる。低血糖かなぁ?と思いつつも5Aまであと僅かだったので補給せず。
今思えば最初の吐気。
5A(66・6km地点)に16時56分(11時間26)到着。
いっちゃんにお待たせしました。と挨拶も早々にテントですぐ着替え。←お待たせしたわりには無愛想…余裕が無くてごめんm(_ _)m
まだ明るかったがヘッドライト装着、ポッケにはハンドライトを。
子供らの顔を見てホッとするが会話もそこそこにお粥+梅+味噌汁&持参したフルーツゼリーをがっつく。
味わう暇はなかったが気持ち悪さは消えていた。
ハイドレのポカリは捨てて水400を補充し背負う。補給でゼリーなど重いものは打ち合せ通り、いっちゃんにお願いし持って貰った。
トイレを済ませたら15分位でスタート。
夫による記念撮影~
そして。2年前はここからは夫と大げんかしながらの道のりだったけれど…
今年の夫は5Aに来てすぐ、あれしろこれしろと無愛想に言う私に嫌な顔ひとつせず迅速に動いてサポートしてくれていた。
そんな姿が頑張れよと背中を押してくれているようで素直に嬉しかった(T_T)
さぁーっ。ここからだよ!自分~
心の中で言い聞かせながらシングルトラックへと続く長い階段を上りはじめた。
つづく