「お見合い専門サロン・BLANC(ブラン)」を続けて12年目の
主宰:大内が、自分の経験で感じたことを「大内論」としてお話します。
人から、何かしら、褒められる事ってあると思います。
その時、あなたはどんな「リアクション」をしていますか?
あなたの普段のリアクションを思い出してみて下さい。
では、褒めますよ~。
「(あなたが着ている)そのTシャツいいね~。とっても似合ってるし、センスいいんだね♪」
リアクションは・・・
①「いえいえ。」と軽く謙遜する。
②「全然そんなことないよ。」と強く否定する。
③「ありがとう。」とすんなりいただく。
思い出しましたか?
②番と答えた方。
「全然そんなことないよ。」では、足りないですよね?
「全然そんなことないよ。これすごい安物だよ。
ここに毛玉も出来ちゃってるし、穴も開いちゃってるし、
ただ着てるってだけ。センスなんて全然ないよ!」
・・・どうですか?
スッキリしましたか?
でも。
もうそのリアクション、たった今からやめましょう。
そのリアクション、正しいと思って今までしていましたか?
それとも無意識にしていましたか?
いずれにせよ、やめることをお勧めします。
そのリアクションをやめるべき理由は、この2つ。
1つ目。
せっかく、あなたを褒めてくれた相手の気分を害してるって、知ってましたか?
2つ目。
相手は、褒めるだけの良い印象をあなたに感じていたのに、
あなたのリアクションを見て「何となくイヤ~な感じ」が、あなたのイメージになってしまいました。
そんなこと、あなたは望んでリアクションしていた訳ではないはずです。
褒められた時に強く否定する人の多くは、
そのリアクションが「相手にどう映っているのか」がわからずに、
無意識にそのリアクションをしています。
「ある事」の為に。
強く否定する人の多くは、
「とても謙虚な人」で
「かなりの照れ屋さん」で
「やっかいな美学」を持った人なのです。
褒められると、もう本当はとっても嬉しいのに、
「褒められたことを真に受けて、表に出すのは自惚れ、慎むべし!」という
「やっかいな美学」と「強烈な照れ」が
「小さなパニック」を起こし、
その自分のパニックを抑える為に、ついつい「強めな否定的セリフ」が口から出てしまっている。
無意識に、自分で自分を制しているんです。
自分に「ダメ、ダメ。慎むべし!」って、しているんです。
自分の嬉しい気持ちを素直に表に出すことが恥ずかしいから、
それを抑えるのに、大否定のセリフが出てしまう。
自分としては、無意識ながらも自分の小さなパニックを制しているんだけど、
相手の人はそこまでは汲んではくれません。
「せっかく褒めたのに。そこまで否定しなくてもいいのに。(損した気分)」と感じ、
何となくイヤ~な気分になり、何となくシラケます。
同時にあなたに対して、「何となくイヤ~な感じ」という印象が残ってしまいました。
この「何となく」が恐ろしいのです。
「何となく」は、突き詰めれば言葉で説明できますが、
心の奥底で、瞬時に感じたものがこの「何となく」。
一度「何となく」を残してしまうと、取り外すのはなかなか難しいのです。
話を戻します。
大否定した本人は、大否定したことで、
自分の「小さなパニック」も無事抑えられたので、スッキリ!
その場を乗り切った感すらあります。
だからその後は、ケロッとしてたりします。笑
本人は、相手を否定したつもりはないですからね。
でも相手は、シラケてしまいました。
傍から見たら、おかしな2人です。笑
②番の人、どうですか?
褒められた時に、いつもとっさに大否定のリアクションをしてしまう
「自分の本心」に心当たりありませんか。
もう、そのリアクションはやめましょう。
では、今後はどんなリアクションをすれば良いのか?
相手の気分を害さないで、褒めてくれた気持ちに応えることができるのか。
褒められて、嬉しい気持ちを素直にどう表に出せば良いのでしょうか。
思い出してみて下さい。
子供のリアクションを。
子供に「かわいいね~♪」とか「偉いね~♪」と言ったら、
子供はニコニコしながら照れて、お母さんの後ろや物影に隠れませんか?
それを見て、褒めたあなたはますます、
「かわいい~♪」と感じて、「良い気分」になりますよね。
それ!それ!
褒められたら、嬉しい!を素直に感じて、
ニコニコして、
照れてお母さんの後ろに隠れる替わりに、
「ありがとう。」と言ってみてはどうでしょう。
↑これって、不自然な演技ではないですよね?
私、「小手先のテクニック」なんて勧めてはいないんです。
嬉しい→笑顔でニコニコして、
照れる→褒められた内容に対して、「そう?」
素直に表現→「(褒めてくれて)ありがとう。」
なんて自然な感情移行!
そしてシンプルです。
「そう?ありがとう。」
これだけでOK。
あなたを褒めた相手も、あなたのことを良いと思ったから素直に褒めて、
照れるあなたを見て、ますます「かわいい」と感じ、「良い気分」になれるのです。
せっかくの「お褒めの言葉」は、すんなり有難くいただいてしまいましょう。
そして、褒めてくれた相手には、お礼に「良い気分」をプレゼント。
まあ、なんて素敵な瞬間でしょう!
でしょう?
人間、「かわいい」が感じられない人は好かれません。
愛されません。
「かわいい」は、幼い生き物だけの要素ではないのです。
成人にだって、それに男性にだって、あっていい要素です。
いえ、むしろ大人になってからの「かわいい」という要素は、とっても重要です。
この「褒めるコミュニケーション」は、
特に、初対面同士やあまり親しくない時期に、
誰もが無意識のうちに始める、コミュニケーション方法です。
同性間でも、
異性間でも、
ビジネスシーンでも、
恋愛が始まりそうな2人も
「褒めるコミュニケーション」から始まります。
それこそ「お見合い」の席でも。
(この大否定リアクションのせいで、何度冷や汗をかいたことか!んも~)
その大事なシーンをシラケさせたり、
残念な結果に終わらせない為にも、
改めて、自分の「褒められた時のリアクション」の準備をしてみてはどうでしょうか。
「準備なんて大げさだよ~、大内さん。笑」
と思われるかもしれませんが、
リアクションは、とっさにしてしまうもの。
それって、もう「癖」なんです。
次回の「褒められる」がいつやって来るかわかりませんよ。
ぶつくさ言ってないで、さあ、準備しましょう!
「準備」とは、イメージトレーニング。
今夜ベッドに入って目を閉じたら、「妄想全開」でイメージしてみましょう。
・・・褒められて→嬉しくて→照れて⇒「ありがとう。」って言ってる自分。
ほら、褒めてくれた相手も良い気分で笑っていますね。
眠る前に是非どうぞ。
きっと、良い気分で眠れますよ。
・・・良い夢見られるかも♪
ああ、良いことばっかり。
ではまた。
BLANCとは? /
設立から12年。
BLANC(ブラン)は、
札幌市・札幌近郊に在住の方を対象とした
「お見合い専門のサロン」です。
・1名×1名で行われる、2時間の「お食事会=お見合い」。
・厳選された登録メンバー。
詳細はこちらをご覧下さいませ。
BLANC(ブラン) : http://blancblanc.cc