関東で繁殖犬として赤ちゃんをたくさん産んでいてボランティアさんに保護されたのが11年前。
2013年の5月にうちの子になってから11年という月日を大事に大事に育ててきました。
享年17歳。
ちょうど1年前に唾液腺ガンの摘出手術も乗り越え、白内障で目が見えなくなって2年以上がたち、今年になってからは認知症も酷く、私はずっとずっと付きっきりで介護をしていました。
下の写真は保護された当時6歳のちぃちゃん。
一緒の犬舎にいた子と、くっついていました。
左側がちぃちゃん。
いつもカメラ目線してくれていました。
今年に入ってから介護が本格的に大変になり、徘徊、春頃には夜泣きも増えて、防音室を使ったり、ご飯ももすべて介助が必要で、それでも、全てが可愛くて、かなり無理しながら私も頑張っていました。
亡くなる10日前から歩けなくなり、そこからどんどん衰弱していきまして。
亡くなった9/19の1週間前の9/12から9/19までの間に、瀕死→生還を3度繰り返していて。
亡くなる2日前には、私に最後の挨拶をしてくれて、
(動画に残ってます)
そして、亡くなる前日に抱っこしたらこの笑顔!
※私は介護疲れの寝不足とすっぴんで、
泣きながら写真を撮ってたので酷い顔です💦
でも、笑顔が嬉しくて必死に撮りましたよ。
もう体はフラフラで、やっと首が座っているような状況なのに、目も見えないのに、カメラ目線で笑ってくれたのが嬉しくて。嬉しくて。
ちぃが好きなのは、ママである私の抱っこ。
保護犬で誕生日が不明なので、命日は私の誕生日がいいなーっていう私の密かな願いを叶えてくれました。
最期も全く苦しまず、眠るように、私の抱っこで息を引き取りました。
ずっと私が思い描いていた通りの完璧な最期で見送ることができて安堵しました。
ありがとう、ちぃちゃん。
うちに来てくれて、私の子どもになってくれて。
私の思い通りの賢くて、可愛いくて、最高の子どもだったので亡くした悲しみは大きいです。
でも、亡くなるまで1週間、ゆっくり衰弱していくので覚悟もできたしすべて面倒をみさせてくれたことにも感謝です。
私は介護は辛くはなかったです。
納得できるまで、とことん介護したのでやり切った形で終えることができて後悔はありません。
ですが、いつも側にいたものが「いない」という現実が、そこだけが悲しいです。
顔も、細い体の形、長い手足、尻尾、小さいお尻の形、鼻の形、目、薄い耳、性格、全てが私の好みの子だったので。
生まれ変わりの子はここまで似ないと思うので、
そこだけが悲しいです。
時間が解決すると思いますが寂しさはまだあります。
実は亡くなった3日目の夜から、不思議なことにちぃちゃんと交信というか会話できるようになりまして。
絶対に生まれ変わってきてほしい、と最期に言ったのでその事について知りたくて聞いているうちに教えてくれました。
私には霊感はないし、見えない世界のことなんて信じないし胡散臭いと思ってきたけど、実際に話せたことで価値観が変わりました。
これから毎月、月命日にお話しに来てくれることになってます。
11年前に保護してくれたボランティアさんからブリザードフラワー入りの写真立てを贈って頂きました。お手紙も♡
ようやく1ヶ月以上経って、落ち着いてきたのでブログにも書き残しておきます。
現在はInstagram中心に更新していますが、ブログも再開していきたいなぁと思っています✨
また更新しますね。