酵素というものはタンパク質
効果としてカラダに必要なものを消化や分解したり、いらないモノを外へ排出するときに大切なもの。
一方で体内で作られる酵素の量は限度があり、
それを食べ物の酵素で補おうというのが「酵素ブーム」の発端ではないかと思われます。
ブーム、ブームといっても効果がなければ…
食べ物の酵素が、体内の酵素となり得るのか…
いや、人と食べ物の酵素は別物ですし、通常食べ物の酵素は体内でアミノ酸に分解され、そのまま腸管を通るなんてことはありえないそうです。
栄養学の観点から見ると、歴然。
今の酵素ブームでは、生の野菜をスムージーにするのが酵素ドリンクの基本のようです。
実は、それらに使う野菜にはカラダを冷やすものが多いので、カラダの働きを活性化するばかりか、カラダの代謝機能が妨げられて返って風邪をひいたり、体調を悪くする人が少なくない、ということなのです。ここでいくつかカラダを冷す野菜とフルーツを挙げてみます。
■カラダを冷すフルーツ
柿、梨、スイカ、バナナ、パイナップル、キウイ、メロン、グレープフルーツ、パパイヤ、オレンジ、ビワなど
■カラダを冷す野菜
大根、冬瓜、苦瓜、キュウリ、トマト、ナス、ホウレンソウ、クレソン、ゴボウ、小松菜、セロリ、セリなど
これらの素材でスムージーを作ることも多いのではないでしょうか。それにプラスして氷や冷たい牛乳などを入れて飲むなんてことをしたら、ますますお腹の中は冷えてしまいますよね。
薬膳で見て見ると、やはり偏ったところで摂取しすぎると体に良くないようです。
酵素ドリンクばかりではなく、温かいスープにしたり、生姜やしそをつかってみるとオススメだそうです^ ^
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