善意のイジメ

いやだ、やめてと言ってもやめてもらえない。

善意の仮面をつけて無理やり食べさせ続けられる。

やめて、と言ってるのに、やめてくれない。

どうしたら、あの人はやめてくれるのだろう。

善意のイジメと気づく前に、やんわりと「やめて欲しいな」と伝えても「わかったよ」と言って、食べさせる。




私の書いた激辛ハバロネカレーのレシピのブログは異常なアクセス数を叩き出した。

それを怖い、突然そんなレシピを世界発信するな

そんなことになる前に話し合いたかったと

第三者経由で教えてもらった。






その第三者に私は書いたのだ。
3/5の朝に、出勤前の時間に。

50女が初めて風呂場で声を殺して泣いた。
あれは善意のイジメだったと書いた。
それに初めて今朝気がついた。


第三者がどこまで伝えたのかはわからない。
その人から返事が来た。
「あの人から伝言を預かる予定だ。待っていてくれ」と。
夕方届いたあの人の返事は


千賀さんの気持ちは受け取った。
こうなる前に話し合いたかった。
私はレシピを世界発信されて怖かった
悲しかった。


私の書いたよ?
初めて気がついたと

私書いたよ
善意のイジメだと

私書いたよ
初めて声を殺して泣いたと





この時、初めてなんでこれが善意のイジメだったのか理解できた。
私がイジメだと感じた理由が全て繋がった。

なにも伝わらないのだ。
伝わっていなかったのだ。


現代社会の弊害なのか、
SNSの文字のやり取りだから気が付けなかったのだと。

そこに心が無いのだ、
感情が無いのだ。






そしてらあの人は、人間のカタチをしたAIだったのだと。
情報量が多いAI。
人の感情の情報は情報としてある。
「悲しい」と相手がいえば、最適な言葉を選んで「うん、わかるよ悲しいね」と

人の失敗は記憶する。
そしてそれと同じ状況になると「気をつけてね」という。
違う状況の時は言わない。
設定にないからだ。

わからないはずた、人間の姿をして息をして、心があるように見えたのだから。
気がつくはずがない。

だから私の心が死んだのだと初めてがついた。




あの人は「AIニンゲン」

AIニンゲンを相手に
「お腹いっぱいだからカレー食べたくない」
「いらない」
「ご馳走様です」



このカレーは美味しい。
人は喜ぶ。嫌がるはずがない。
食べさせ続けろ。
食べろ
食べろ



やめて
やめて
いらない
やめて


伝わるはずがない。
情報としてないのだから。





第三者を介してもらった言葉はそれにしか私には受け取れない。


私は書いたのだ、
泣いたと
イジメだと
初めて気がついたと。



もっと前に話し合いたかった



私は書いた
初めて気がついたと



もっと前に話し合いたかった。




そうかAIニンゲンの情報の中に、
相手にカレー投げつけられた、
投げる前に話し合いたかった。と返事をする。
これでしか情報がないのだろう。




もっと前に気がついていたら私の心は死ぬことはなかった。
善意だから気がつかなかった。
善意だから好意を拒むことは心無い人間がやることだからと遠慮していた。