思い出した。

心が死んでも死なない。




そうだ!そうだ!
私は心の勉強の中で知ったではないか、


自分の心と向き合い、奥底から出てくる正体不明のもので死にかけたことを。

正体不明を初めて言葉にできたあの日を




心の勉強で正体不明のものを言葉にしたあの日、
人は心だけで死ねると確信したあの日。

人は死ねるのだ、心が壊れたら。
死ねるのだ。
そしてそのまま身体から離れることも、
身体ごと全てを終わらすことも

心とはそれくらい死ねるのだ。

けれど見えない。
心が先に死んでしまったらわからない。
見えないから。

心が傷ついても見えない。
見えない。自覚しない。嘘をつける。

心は厄介なもの。
身体のように傷がつかないし見えない。
足を骨折して庇いながら歩かないから見えない。



心が骨折してもわからない。
骨折を庇ってバランスをとっててもわからない。
見えないから。

でも、
バランスを取りすぎてる状態だとわかるのかも知れない、
自分以外のだれかには。



違和感を
心に浮かんだ一言を
心のSOSを
聞いてあげよう。

聞こえないフリはやめよう。

痛みを無視しない。

見えない心の傷を教えてくれてる。
手当てをしよう。




そう書いているのにきっと私は忘れてしまって、また同じ事をやるのかも知れない。



聞く、
心の声を聞く。
そう決めて、心を大切に扱っていこう。



違和感を無視して、
心の声を無視して、
無視し続けた結果がこれだ。

心が死ぬまで気がつけない。
少しのズレを無かったものにし続けた結果がこれだ。

骨折をして、バランスを取って歩いてた。
松葉杖をついて歩いていた。






全ては私が悪かったのだと。
心の声を無視続けたのだから。

一番大切なものに
「今は我慢しなさい」
「そんな事はわがままな人がやる事でしょ」
「人から見たら悪い人ってみえるよ」


ごめんね。ごめんね。
一番大事なあなたを置き去りにして
たくさん我慢をさせてごめんね。

一つひとつ、傷を治していこう。






心のイジメは被害者も加害者もいない。
自分の心を無視し続けた私が悪いのだ。
誰のせいでもない。
全て無視した私が悪いのだ。


それでも「やめて」と言っている私の声を聞いて欲しかった。
聞いてもらえない。
受け取ってもらえない。
存在否定。


私が悪かったのだ、周りになんと思われようとあの人から離れるべきだった。


一見するとなにも悪くないあの人。
善意を押し売りし続けたあの人。



そうあの人との全てを断ち切る勇気が無かったから死んだのだ。
殺されたのだ。

違うか、自分で殺したのか。






この世は一元。
良い悪いではなく、全ては一つ。
全ての現実は私が作り出している。
これからの私の人生のシナリオを書き換えていこう。

主人公は私
脇役のあの人にあの配役を与え、舞台に登場させてのも私。
舞台から降ろそう。
もう降ろしたか。

私の舞台に必要な脇役は
葬式に来て「千賀さんバカだよね〜」と笑って思い出話をしてくれる人。

間違うな、常にこの基準を持て!忘れるな!思い出せ!
二度と忘れるな、忘れたらまたこの現実を作る。
忘れるな!!!