ご飯を食べた後、テレビを観ながら寝てしまっていた。

目が覚めてマラソンのニュースを見ていた。
監督と抱き合う一山選手を見て、
「雨の中、お疲れ様。内定おめでとう。」



寝静まる布団の中で脳みそが活動を始めた。









善意ハラスメントって、カレー以外で伝える方法。
頭をよぎったので書いておこう。

自宅にいるとエネルギーの流出がないので楽だ。




テーブルがたくさんある会場
そこはアイデアを出し合い発表する場。


私のいるテーブルでも仲間とアイデアを出し合う。
花子
太郎
千賀
の3人だ。

色々、話をした。アイデアを出し合った。

そんな時、私が出したアイデアがなかなかの面白さだった。

花子が「千賀さんそれいいね!そしたらさそれにこれしてあれして」とアイデアがどんどん広がり形をなす。
3人でどんどん盛り上がる。


アイデアが人に発表出来る瞬間が来た。


太郎が言った
「千賀さん、花子さん、このアイデアいいね。ちょっと隣のテーブルに話に行ってくるよ」


太郎さん優しいな、一番面倒な仕事を引き受けてくれて。
私と花子は感謝をする。





となりのテーブルの会話が聞こえた。

太郎が「聞いて、聞いて、うちのテーブルのアイデアはね」と説明をし出す。

隣の人達も口々に「太郎さんすごいね」と私たちのアイデアを褒めて称賛してくれる。


ひとしきり終わった後に太郎が言う
「そんなことないです。僕のアイデアじゃありません。千賀さんと花子さんのアイデアですよ」
「僕なんで大したことしてないですよ」


しかし、すでに情報操作は行われていた。
隣のテーブルの人達にとって、そのアイデアは太郎が考え出したものになっていた。

謙虚に自分の功績を否定する太郎。
なんて思慮深く、いい人なのだろうという印象操作。

すでにそのアイデアは太郎が考え出したものになっていた。
私と花子はその功績に乗っかる便乗人。

1人の手柄にせず、同じテーブルの人を立てる善良なる太郎。



そして太郎に呼ばれ、私と花子が隣の席に合流。

太郎が私を持ち上げる
「最初のアイデアは千賀さんの一言から始まったんですよね」
「そしてそこに花子さんのアイデアが混じって」
「僕なんて脇で聞いてただけですよ」


しかし情報と印象操作が行われた後でそのセリフは太郎の善良なる人柄を表すだけのものと映る。

太郎に促されて私が話しても、
隣のテーブルの人達は
「千賀さん、太郎さんのアイデアを横取りして。まるで自分の手柄みたいに話す人」



違うのに、私と花子さんが最初に話して出てきたアイデアなのに、
誰もわかってくれない。
そんな状態だ。


太郎に悪意がないのだ。
悪意がないが人を何故か無意識にマウンティグする。
そんな感じた。




善意ハラスメントはこのように行われていると今の段階では説明できる。

カレーを無理やり食べさせるのも、見てる側の印象操作は何故かいい人に映る。

だから誰も気がつかない。
「やめて」という人が悪い人にうつる。







ずっと毎回こんな事をされ続けてみろ、おかしくなるぞ。
そして気がつくわけがないだろ!
気がつかない私が悪いのか?
違う、違う、
悪いのは太郎だ
無意識にマウンティグして、人の手柄を横取りして
なのんの証拠も残さず心の殺人をするんだ。

何を気がつける、
気がついた時は心が壊れて死んでたんだ、
何を気がつけと言うんだ、
心の警報が鳴ってるから離れたのに
善意ハラスメントでそれすら無視されて、
何を気がつけというんだ、

今まで違和感を感じた人間関係で距離を取れば、相手も自ずと距離をとってくれる。
自然消滅。

善意ハラスメントはそれが許されないのだ。
壊れるまで追い込まれて、逃げ場を失い、投げ返した瞬間に悪者になるのはこっちだ!

気がつかない私が悪いというのか
それこそ二次善意ハラスメントだ。

もういい、もういい、私に関わるな、
私の世界に来るな!
あっちに行ってくれ。
二度と私に踏み入るな!

助けて、助けて、やめて、やめてと叫ぶ私に善意という仮面をつけて近寄るな
あっちへ行け!
やめてくれ!
来ないでくれ!

私の話を聞いてくれ!
頼むから来ないで!

もう交わることがないのだから放っておいてくれ!

来るなら私を殺してくれ、皆んながわかる形で私を殺せ!
そうじゃないなら来るな、近寄るな、放っておいてくれ、頼む。