「利己的な遺伝子」を読み進めていくと、面白いように自分の思考が刺激される。

その刺激を受けたことをメモに残そう。


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「おそらくこれが彼らの真の存在理由ねのでしょう。・・・」


クモの子は捕食され他の動物に大多数が食べられる、
それを真の存在理由と語る番組の「専門家」






ウミガメも同じように、卵から孵化して、海に着くまでに多数の赤ちゃんウミガメが鳥に食べられる。



もし何事も無く、ウミガメの赤ちゃんが成長したならば?

自然界のバランスは崩れるだろう。



自然界のバランスを保つために、またより生き抜く力が備わっている者だけが大きくなるように、
残す遺伝子の選択が
あるのかもしれない。




それを間違えると自然界のバランスが崩れる。





孵化した大多数が食べられる。

他の者の生きる糧となる。

人も同じだ。

生きる為に他のモノを喰う。

生きる為に命をもらう。

見えないから感謝の気持ちが湧いてこない。

ニワトリ1羽を育てるための時間、餌。

餌を作るための手間暇。

餌を作る土地を耕す。

今、喰らう1口のなんと重いことか。

そしてこの1口をお金に換算する。

なんと安いことか。

安すぎるのである。

この1口はもっと高い価値があるのに。

それに気がつく人はどのくらい存在するのだろう。








そしてまた日常へと戻り、その1口の重みも価値も霞んでいく。

忘却が私を生かしてくれている。