またまた、自販機フードの旅。


今回はVWパサートヴァリアントを走らせてきました。
クルマの感想は別の機会に。

ノーマルタイヤのため、凍結の恐れのないルートとしました。



茨城県の稲敷市にある「あらいやオートコーナー」へ。


国道51号線沿いの霞ヶ浦付近、意識していないと通過してしまうような場所にあります。
カーナビでは「稲敷市境島529」で検索してみてください。


民家の物置か?と思うほどに質素な建物ですねw


内部には3台の自販機が鎮座。


レトロな椅子のイートインスペースも完備。




左のカップヌードル自販機、故障。


右手の謎の自販機、故障w

さて唯一の稼働機であり、今回のお目当てがこちら。

お弁当の自販機です!


こだわりの国産素材。今年で創業から44年だそうですが、この自販機も同じくらいの年月が経過しているのでしょうか。


弁当も手作りですが、メニューボタンも手作りw
やきにく弁当が300円、安い。


その他のボタンは売り切れ表示になっていました。
ネットで調べたところ、ヒレカツや唐揚げ弁当もあったそうな。


売り切れていると商品が出ません・・・ということは、お金入れても出てこない恐れがある?!w


現金投入。
表示部分は製造当時から入れ替えられているような印象がありますね。


あっという間に商品が降りてきました。
ボタンを押したところの列から出てくる仕組みなので、連続して購入する際には詰まらせないために取り出すように指示されているみたいです。


早速頂きましょう。


包みを開けると、パックに入った温かいお弁当が!


やきにく弁当
豚肉をタレに絡めて焼き上げてあり、6~7枚ほど入っていました。
ごはんもツヤツヤです。
味付けはやや濃い目で、飲み物が欲しくなる・・・場合は屋外の自販機でどうぞw
これで300円、リーズナブルですね。

この自販機、仕組み自体は「保温」のようで、麺類の自販機のような「調理」ではありません。よって、ボタンを押してすぐ商品が出てくるんですよね。
食べていると、オーナーさんが隣の建物(民家?)から出てきて商品を補充されていました。
保温ですとお弁当が乾燥しやすく、頻繁に補充をしないといけないのでしょう。
ちなみに午後1時に訪れましたが、結構お客さんの出入りがあり、常に誰かいるような状況でした。皆さん物珍しそうにカメラに撮影したりしていましたね。


テーブル代わりのゲーム機。
昭和の香り全開ですねw


隠すように使われなくなった両替機を発見。

今となっては故障の筐体に挟まれ、お弁当自販機のためだけに建物が機能している状況です。お世辞にも、オートパーラーしおや丸美屋自販機コーナー のように、内部が綺麗に整理されている印象はありませんが、お弁当の味は確かで、他にはない大きな魅力となっています。
今度は別のメニューも試してみたい!