大手町デイズ -5ページ目

ビストロ・リヨン @大手町

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久しぶりに大手町なランチをしてしまいました。

サンケイビルのビストロ・リヨンにて。
遅い時間だったので、ランチが閉まっているお店がおおかったのですが、
サンケイビルは比較的ランチが遅くても大丈夫なのかな。
この隣のお店もまだやっていました。

炭水化物を朝食以外は自粛する生活を最近しているので外食が難しい。
上のハンバーグのランチは通常ハンバーグ1枚のところを追加料金を払って
2個にしてもらったうえで、ご飯を外すという謎オーダー。

店員さんも困ったと思う。

ハンバーグがWなだけあってナイスボリュームで大満足。
その分お金が随分かかってしまったけど……。

*ビストロ・リヨン
千代田区大手町1丁目7-2 東京サンケイビル B1F

ACL



マリノスのACL未勝利が続いています。
予選リーグを3戦終えて1分2敗。
Jリーグから参加している4チームで未勝利はマリノスのみ。

残り3試合、予選突破は大変厳しい状況です。

ACLはJリーグを代表して参加しているので、
こればかりは他クラブも頑張ってほしいと思っています。
(去年は柏レイソルには頑張って優勝してほしかったくらい)
ある意味、もうひとつの日本代表だと思っている。

そんな立場でACLを見ていると、昨日のアウェイ戦は情けなかった。
選手が情けないのではない。
選手は精一杯勝利のためにぶつかって行っただろう。
問題は、主力を温存させて勝てるほどACLを甘くみていた監督をはじめとしたチームスタッフ。

2試合やって未勝利だったら、この間のメルボルン戦は負けられない試合でした。
その試合に主力を温存させてメンバーを大幅に変更して臨んで勝てるなんて……。
本当に大事な試合だったら、去年の終盤のように主力必須で挑んだはず。

クラブにおけるACLの位置づけを垣間みてがっかりしました。
2010年の暮れに社長は「次のシーズンでACLに出場できなかったら辞める」とACL出場権を自分の進退にかけてまでいたというのに、いざ出場できるとなったら主力温存、おまけに負けときたものです。
何のためにこの数年、目標をACL出場に置いていたのか。
ただ出るためだけのACLなのか。シャツを売るためのACLなのか。
ACLに出るだけで世界を感じられると思っていたのかな。

岡田監督が挑んだACLは予選突破への挑戦と呼ぶに相応しいシーズンだったと思います。
テレビ中継でみたアウェイ山東戦の試合、終わったあとの選手の涙。
あれは強烈な印象として残っていて、いつかまた戻ってリベンジしなきゃダメだ!と強く思いました。

あのACLに本気なっていた選手を見たサポーターの方々は今年のACLの取り組みをどう感じているのだろうなんてちょっと思ったりしたのでした。

かくいう私も夜勤となって平日のナイトゲームはバリバリ勤務中で試合を見ることもできていません。
ACLユニフォームの出番は……果たしてやってくるのでしょうか。

金舌 @赤坂

なかなかお肉メインで外食をしないのですが……。
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赤坂にある「金舌」というお店で先日食事をしてきました。

いただいたのはコースです。
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このひとつ目の料理でヤバい!って感じだったのですが……。

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ユッケが美味しいじゃないですか!
これはコースのユッケは塩ユッケだったのですが、うにユッケに変更してもらいました。

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そしてこれがお店の名前にもなっている30日間熟成させた「金舌」というメニュー。
熟成させただけの味わいと歯ごたえがある……とでもいいましょうか。
ペロリですよ、ええ。

そしてこれが「日本一のレバー」
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レバー、僕はにおいが苦手で普通のはまったく食べないんですけど、
「日本一っていうくらいだから美味しいのだろう」と勇気を出してたべてみたのですがこれはいける。
くさみがなくて、おいしいじゃないか。
石に乗せて焼くスタイルです。ジュワー。

最初はお肉のコースといってもボリュームが少なそうだし、満腹にならないんじゃないかと思っていたのですが、ボディーブローのように聞いてくるようでして、終盤になるとお腹はなかなか良い感じに仕上がってきます。
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〆のお寿司もお肉です。
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いくつか省略しましたが、お肉をカウンターで上品に食べる感じ。
お寿司屋さんっぽい雰囲気ですね、どちらかというと。
焼肉屋さんのもくもくした感じがないなかで上質なお肉が味わえる。
お土産にカツサンドまでもらっちゃって大満足な夕食でした。
こういうお肉も……いいですねぇ。

*金舌
港区赤坂3丁目11-7 ソシアル赤坂ビル1F

201Jリーグ ディビジョン1 第3節 対徳島ヴォルティス戦

F・マリノス 3 - 0 徳島
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ゼロックス以来のマリノス公式戦観戦となった週末の徳島戦。
正直開幕前は全然チームが出来上がっていないように感じられたのですが、
リーグは開幕2連勝中というチームの状況は確実に上向いているなというのを実感しました。

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相手が今年プレーオフ枠で昇格を果たした徳島というのもあるのかもしれませんが、
それでもこうした相手にしっかり3得点、失点ゼロで勝てるのはいいこと。

伊藤選手がマリノスでプレーしているのをはじめてちゃんと見ましたが、ボールの配球や他の選手との連携が面白くて、意外とマリノスにフィットしているんじゃないかと楽しみになりました。

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チームは3連勝。
ACLにともなう過密日程をターンオーバーでうまくマネジメントできていると思います。
去年は固定メンバーで戦って最後は疲労蓄積が感じられましたが、今年はチーム全体のレベルがあがっているのかもしれませんね。

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天気もよくて、これで試合のあとが仕事じゃなければ最高だったのになっていう土曜日の試合でした。

大江戸ナイトラン 112km その4

前回のつづき

東京大学を通り過ぎると、観光ポイントも終えて川越へ帰るルートとなります。

川越から都内にきたときは「よく来たな」という印象でしたが、東京から川越に戻るというのはなかなかぞっとするものがあります。

行きと帰りでルートは別。
本郷三丁目~大塚~王子~赤羽~高島平というルートで荒川の土手に入る。
土手から一般道路に戻ると埼玉(そこから先はどこを走っていたのか不明)。

本郷三丁目までグループで走っていましたが、そのグループも解散となり走りと歩きの中間ぐらいのヨチヨチペースでまずは大塚駅を目指します。
しばらくは一人で走っていたのですが、途中から本郷三丁目で一緒のグループだった人と合流し、
2人で走ることになります。

長い距離になると一人で走り続けるよりも、誰かと一緒に走ることで気持ちの部分ではだいぶ楽になるんですね。人は一人じゃ生きられない、じゃないけど人は一人で走れない、みたいなことを痛感させられたナイトランでした。

歩いたり走ったりしながら赤羽駅まで到着したところで身体が急変。
体調が悪くなったのではなくて、突然睡魔がやってきました。
考えてみたら起きてから24時間が過ぎようとしている、眠くならないわけがない。
しかもこの睡魔、タチが悪い。
地面がグニャグニャになってまっすぐ歩けない。
立ち止まって身体の揺れを抑えて、また歩く。
公園のベンチが見えると「ここで寝たらどんなに楽なんだろうな」という誘惑に負けそうになる。
ふと気がつくと目の前に自転車にのったおじいちゃんがいて衝突しそうになる。
思わず「あぶない!」と声をあげる。危ないのは僕だ。

結局1キロ以上フラフラと夢と現実のあいだをさまようように歩いていました。
気がつくと赤羽の次の駅についていてそこから復活。
また歩いたり走ったりします。

大江戸コースの一番の難所は、高島平の駅を過ぎたところからはじまる荒川の土手。
荒川市民マラソンを思い出しますが、川沿いの単調な風景を終盤であじあわせるんです。
遠くの橋が近づくくらいしか変化がない。苦痛そのもの。
この頃になると2人とも走る気力もなくて、歩いて進むのが精一杯。どんどん抜かされる。
順位とかタイムとかどうでもよくて、はやく風呂に入りたいだけでした。
この土手を8km走るとエイドが見えてきます。

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98km地点、最後のエイド。ゴールまで14km。
最後のエイド、しっかり体力をつけて残りの区間に備えたかったのですが、カレーうどんを食べてさっと出発。
トイレに行きたかったので、ここからは一人で進むことに。

標識には「川越市街まで○キロ」という看板が1キロごとに立っていて、少しずつゴールに近づいているんだなという実感をもちながら前へ進みます。
道路沿いにはコンビニもあってトイレも問題なくクリアー。
あとはゴールへ向かって一直線!……と言いたいところでしたが、ここで再びタチの悪い睡魔がやってきます。
地面がぐにゃぐにゃ、歩いているんだか止まっているんだかわからない。
どれくらい睡魔と一緒に進んだのかわからなくなりました。
この道路が広い歩道で本当によかった。歩道が狭かったら車道にふらっと飛び出していたかもしれません、そのくらい危なかった。

この睡魔を打ち破ったのはとても簡単なことでした。
「川越市街まで6キロ」という表記を見たときに時計を見たんです。
そうすると制限時間まで残り1時間数分だったんです。
「歩いていたら間に合わない!」「ココまで来て制限時間オーバーとかかっこわるいだろ!」と我にかえってすぐに走り出しました。
ここから2キロはどこにその力が残っていたんだろうというペースで走り続けました。
そこで再び一緒に走っていた方を見つけて合流。
残り4キロ、このまま行けば制限時間には間に合うということでした。
体力は使い果たしてしまいましたが、なんとかこのペースに食らいついて走るしかない。
眠気ははない。長いバイパスの終点に到着し、川越市を目指します。
8人くらいの集団は少しずつペースをあげますが、ペースキープが精一杯。

見慣れぬ場所を走っていたなかで突然土曜の夜に走った場所が見えてきました。
ゴールまであと少し。100メートル程度。
やっときた!ぐーんとスピードをあげて、最後は一緒に走って来た2人でハイタッチをしてゴール。

長かった。
雨だった。
カフェインを摂らないと眠くなる。
人は一人じゃ走れない。

いろんなことを感じた112kmでした。

昨年は小江戸、今年は大江戸。
来年は小江戸大江戸なんて思ったけど、全然ムリ!
大江戸を自分のペースで走れてはじめて小江戸大江戸に挑めると思いました。
来年もまた大江戸ナイトランに参加したいと思います。

この大会で関わったみなさんに感謝。
ありがとうございました。

ゴール後は温泉の湯船で眠り、電車で眠り、気がついたら横浜でした。
どうやって帰って来たのか覚えていません。

大江戸ナイトラン 112km その3

前回のつづき

なか卯の親子丼で気力を持ち直し、なんとか次のチェックポイントまでは頑張ることにした私。
次のチェックポイントは東京スカイツリー。
夜中に東京タワーもチェックポイントとして立ち寄ったので、二つのタワーを巡るコース設計になっているんですね。

この東京スカイツリーまでの道のりは日本橋をこえて、新日本橋駅の手前で右折し、両国方向へ進むところまでは簡単なのですが、地図を見る限り両国~スカイツリーまでの道のりがややこしそう。
地図を見るとそのたびに立ち止まらなくてはならずとても面倒。
ただでさえ走るのもしんどいというのに。
どうしたものかね……と思いながら一人走っていると5人程度のグループに吸収され、
その固まりのまま両国に。そのなかの一人が道を知っているとしか思えない迷いのない走りをするので、僕はついていくことにしたのですが、実は周りの人たちも同じことを考えていたみたい。

エイドでの休憩を挟んで、東京スカイツリーに到着です!
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……といっても雨雲で展望台が雲に隠れて見えません。
空へ続く塔といったところですが、なんだかなぁと苦笑い。
これが66km地点。午前8時の到着でした。

スカイツリーの次のチェックポイントは浅草寺、これはスカイツリーから近い。
隅田川を渡ってあっという間に到着しちゃいます。
68kmだからスカイツリーから2kmしか走っていないんですね。
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いつもは観光客で賑わう浅草寺ですが、日曜の朝、おまけに雨となれば人はまばら。
まだお店も殆どあいていません。

大江戸ナイトランで携帯写真が義務づけられているチェックポイントはこれでおしまい。
あとは再び川越市を目指して北上することになります。
ここからもずっとペース配分を考えて案内してくれた方になんとかくらいついていくことに。
御徒町駅をぬけて、本郷三丁目を目指します。

ここまでずっと先導してくれた方が「本郷三丁目で一旦休憩をとる」というので、
そこまではなんとか食らいつきながら5人くらいのグループで走ることに。
今振り返ると、この人のリードがなければ完走はあり得なかったと思います。
東京駅でバテてからの一番キツかった時間に素晴らしいリードをしてくれて本当に感謝しています。

そして東大の赤門に到着。
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これで72km。
ちょうどここから40km、フルマラソン一回分でゴールします。
この写真を撮ったのが9時手前。
ここからゴールするのに7時間半もかかるんです。
40kmで7時間ですよ。
自分で今振り返ってみても信じられないペースですが、マジです。

ここから大江戸ナイトランの怖さというものを味わうことになりました。

(つづく)

大江戸ナイトラン 112km その2

前回のつづき
雨が降っていたけど、真夜中の東京を走るのは楽しい。
街から街へ移りながら見る景色が大きく変わっていくからでしょう。

六本木から麻布十番を抜けて芝公園へ、そして到着したのが東京のシンボルのひとつ。
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48km、東京タワー。午前4時20分。
カメラの画像もノイズだらけ。明かりのない東京タワー。雨、当然観光客はいません。
すぐさま次のポイントへ向かいます。

次は竹橋にあるエイド。
ここでついにホームグラウンドである皇居へ到着します。
走り慣れた皇居、ここぞ俺のホームグラウンド!といったところですが
ここから雨脚が激しくなってきました。
都内のランを満喫したツケが回って来たのか力もでません。
パレスホテルの手前からおとなしく歩くことにしました。
前も後ろもランナーはみえません。
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大手町は明かりのついているオフィスもちらほら。
52kmくらいになります。まだ半分も走っていないんだぜ。

皇居を抜けて、到着したのが竹橋の「こしあす」という接骨院?
ここがエイドになっています。
暖かい、暖房がきいてて体があたたまっていきます。
おしるこやコーンポタージュを食べて体の内側も暖かくなってきました。
あまり休んでいると身体が動けなくなりそうなので、さっと食べて、トイレにいってすぐに出発。

建物を出てすぐ身体に異変が。
エイドと外の気温差が大きかったからなのか、急激に寒くなって震えがとまらなくなってきました。

確かに手袋もせず、インナーもTシャツ2枚の重ね着で真夜中を走っています。
インナーも汗や雨で濡れてきました。
さすがに限界です。どこかで着替えなくては……エイドには……戻りたくない。
こしあすを出ると、今後は走り慣れた皇居1周。

視界にあるのは公衆トイレと竹橋駅の階段。
階段からは明かりが漏れている。そうか始発が動く時間なのか。
地下に向かって通路に人がやってこないことを確認。ここなら着替えができそうだ。
薄着でスタートしたかわりに、ザックに厚手のフリース、ランシャツ、buffを用意しておいたのだ。
これまで手袋なしで走って来ましたが、防水手袋も用意していました。
もうすぐ半分に差し掛かるところで上半身を新鮮なウェアに一新できたことで、
なんとか寒さを凌いで再び走り出す体制が整いました。
トレイルではなくてロードなのに荷物やウェアの判断をひとつ間違えると、こうした長い距離のランニングでは成否をわけるものなのだと痛感。
僕のような初心者は慎重な判断をしていくべきですね。

ウェアはかわってスッキリしても体力が回復するわけではありません。
すっかり速度はでなくなり、おじいさんのようなペースでゆっくり走ります。
そしてそのゆっくりもできなくなり、再びウォーキングへ。

すっかり走る気力がなくなり皇居をぐるっと回って辿り着いたのは東京駅。58km地点。
定期券があったので、東京駅のお手洗いを使おうと改札内へ。
一気に現実にかえってきたような気分になります。
もう半分以上頑張った。電車も動いている。
ここでリタイアして電車で川越まで戻り荷物を受け取ればいいんじゃないか。
立ち止まって自問自答。丸の内北口で動けなくなる。
やり残したことがあるとしたら、大江戸のランナーが2回だけ食べられる「なか卯」500円分の特権。
一度もなか卯にいかずにリタイアなんてもったいない。
東京駅北口には仕事が遅くなると立ち寄っていたなか卯があるので、
最後になか卯を食べて帰ることにしました。

早朝のなか卯はランナーだらけ。暖かい店内で暖をとる人たちもいます。
定番の親子丼をオーダーしましたが、疲れているのか箸が進みません。
「やっぱり限界だよな」
親子丼を口にしては休みをゆっくり繰り返しながらやってくる人、コースに戻る人たちを見ています。
最初は全部食べられないと思っていた親子丼ですが、ゆっくり箸を進めていると完食できていました。
そして少しですが、体力が戻って来たという実感が出てきました。

お店の外に出てみる。
次のチェックポイントのスカイツリーまでは頑張ってみようかな。
そんな気持ちになり、ゆっくりと足を進めることに。

(また続く)

大江戸ナイトラン 112km その1

昨年は小江戸コースに参加しましたが、今年は大江戸ナイトランに挑戦しました。
川越から都内の名所をぐるっと回って川越へ帰る112km。
100キロとか走ったこと無いし、川越の地理的なものもわからない。
どうなるんだろうな、これ。

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スタートは午後10時。
終日天気は雨の予報でしたが、スタートのときは雨が降っていない。
これは良いスタートが切れそうじゃないか、天気は俺を味方していることを確信!

大江戸ナイトランはいくつかのチェックポイントがあり、そこの写真を携帯で撮る必要があります。
最初のCPは新宿にある都庁。スタートの川越から40kmくらい。
そこを目指して出発します。

雨もなく、むしろ暖かいくらいで薄着で出発。手袋もなし。
まわりの人たちも「暑い暑い」と走っている途中で服を脱いでいました。

川越街道を直進。順調順調、やはり先週の東京マラソン走っておいてよかったのかも。
和光市などの街を抜けて環八、環七を抜けて右折するのですが、その数キロ前。
27kmあたりで失速。ちょっと飛ばしすぎたみたいです。
そしてその頃から雨が激しく降ってきました。
川越街道を抜けて、落合や中野坂上を抜けて行くのですがこの通りは半分くらい歩きでゆっくり進みました。
途中のコンビニで一休みしたかったのですが、本格的に休むと立ち直れそうにないのでとりあえず都庁の手前にある最初のエイドまでは体を動かすことに。

最初のエイドはお寺の地下。
暖房がきいてて暖かい。暖かいスープと小さいおにぎりをひとつ食べてすぐさま都庁へ。

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都庁に到着したのは、日曜の午前2時50分。スタートから39km、強い雨。
当然誰もいません。先週は東京マラソンの華やかなスタート地点の面影もなにもありません。
なんと孤独な状況なのでしょう。
ひとりパシャっと写真を撮って次のCP、六本木ヒルズのグランドハイアット東京を目指します。
それにしても雨がきつい。

目黒通りに戻って、初台、富ヶ谷の交差点を左折。
そこから代々木公園を抜けて明治神宮前、原宿表参道です。
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これが表参道。雨でなんもわからない状態。
この日は表参道で女性ランナー達が走るイベントが開催されるそうですが、一足先に表参道を黙々と走ります。

そのあと、青山から麻布の交差点に抜けて六本木方面へ。
麻布の交差点で信号待ちをしていたんですけど、ヘッドライトをつけて雨のなか走ってる状況で声とかかけられたらいやだなぁと思いながらビクビクしていました。
六本木方面へ行く坂をのぼっていると「大江戸!」と呼ぶ人がいて、ビルの前で私設エイドをしてくれる方がいました。コーラがおいしい。元気もらいました。

ここまでくればあと少し、六本木ヒルズの手前で右手に曲がってグランドハイアット。
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ラグジュアリーなホテルがまったく似合わない私。
これが46km地点。気がつくと42kmを過ぎていました。
このまさに東京をはしっている区間は雨が強かったけど、実に楽しかった。

このまま一気にゴールまで行けちゃうんじゃないか。
そんなことをまだこの頃は思っていたんです。

(つづく

東京マラソンの次は……大江戸ナイトラン

先週の楽しかった東京マラソンも終わって、今週末には小江戸大江戸の「大江戸ナイトラン」に参加します。

昨年走った小江戸コースは、荒川沿いの立っているのもしんどい強風が延々と続く地獄のような序盤でしたが、今年は天候が雨の予報……。

強風の次は雨ですか……。

大江戸ナイトランはおよそ110キロ。
(走ったことないのでピンとこない距離感)
長時間雨のなかを走る、おまけに夜間となるとどういうウェアを着ればいいのか、あれこれ悩んでしまいます。

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雨の玉川トレイルレースで着用したOMMのジャケットをメインに中に着込む方向。
最近雨のなか走ることも少なくなくなってきたので、あれこれ装備が整いつつあるのはいいのか悪いのか……。

そしてこの距離、ちゃんとゴールできるのか。
心配です。

東京マラソン 2014

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前日のエントリーは夕方にエキスポに到着すると人もだいぶ少なくて快適。
ただ、記念グッズや人気Tシャツは軒並み完売。
こういうのが欲しい人は早めが吉です。

スタート前のランナーエリア。
ここはゼッケンを提示したランナーしか入ることができません。
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着替え、お手洗い、荷物を指定されたトラックへ詰め込むなどやることはたくさん。
フードサービスではバナナを配布していました。
このエリアで準備に時間がかかりすぎてしまうと、8時45分のスタートブロック到着時間に間に合いません、人が多くて道路が渋滞になるからです。
これで指定のブロックではなく、最後尾スタートになった人がかなりいたのではないでしょうか。

近頃「失言」で騒動となった森元総理の挨拶はビックリするほど短く、順次スタート。
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昔はスタート地点に石原都知事が必ずいたのですが、今の都知事さんは見つかりませんでした。
(ソチ五輪に行っていたのかな?)

今回のマラソンははじめてタイムを意識せず、ファンランというのをやってみました。
これが楽しい、東京マラソンだからなのかもしれませんが、楽しい。
ゆっくり走って、沿道の人たちに手を振ったり、ハイタッチしたりして。
だけど飽きないコース設定だからか、ペースはいつもよりゆっくりなのにあっという間に終盤に差し掛かってゴールしちゃう。
後ろのランナーは仮装も多くて賑やか。これはロックフェスみたいなお祭りなんだなと。

イヤホンの音量をあげて前だけを見て一直線に進むいつものマラソンではあり得ない体験ができました。
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かなり余力を残して走ったつもりで、終わったあとは「あと20kmならいけるな」とか思っていたのですが、終わったしばらくすると徐々に体が重たくなってきました。
帰ったら眠くていつもよりも早く寝てしまった。そして今朝から筋肉痛。
ペース関係なく体は疲れるのかな、久しぶりのフルマラソンというのもあったと思うんだけど。

ボランティアスタッフの皆さん、沿道の皆さんのおかげですごく楽しかったです。
終わったあとで楽しかったと思うマラソンはこれまでもたくさんありますが、やっているときに楽しんじゃったマラソンは今回がはじめてでした。
ありがとうございました。