親子関係コーディネーター大西りつ子です。
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「褒められるからやる」ではない子どもの行動の変化があります
「うちの子、もう少し素直になってくれたら…」
「言われたことに納得して行動に移してくれたら…」
そんな風に思うことがある
というお母さんは多いのかなぁと感じます。
もちろん、わたしもそう思いながら
いろいろ試しながら育ててきました。
子どもに何かしらの好ましい行動をしてほしいなぁと思うとき、
よく
「できている部分を褒めること」
「まずは褒めること」
など言われるかと思います。
誰だって褒められたら嬉しいですからね。
大好きなお母さんに褒めてもらえたら
よーし！やるぞ！って気持ちになるでしょう。
ただ、
そのやる気が
〈褒められるからやっている〉
になっていないかは注意が必要だなぁと感じます。
あくまでも
子どもが自分から「そうしよう」と思えて行動に移しているのは
内発的な動機でモチベーション。
褒めてもらえることが目的になって、行動しているのは
外発的な動機であり
〈褒められなければやらない〉という
微妙な危険も含んでいます。
わたしは
やる気よりもその気を育ててあげたいと思っています。
子どもが自分から「そうしよう」と思えて行動することがその気だと思っています。
内発的な動機での行動になるか
外発的な動機での行動になるか、
その違いは
子どもに言葉をかけるわたし達大人の
〈心と言葉と行動が一致しているか〉
にあるんじゃないかと思います。
心と言葉と行動が一致している人
どういうことかと言うと
美味しいね、と言いながら
眉間にシワを寄せてる人がいたら
まずいのかな？と思いますよねσ(^_^;)
人は言葉と行動の
〈行動〉に反応して信用すると言われます。
また、
本当の意味で
心と言葉と行動が一致していないと
わたし達はモヤモヤが残ってしまうのです。
ほんとは思ってないのに
表面上だけの言葉を発して
行動するという感じ。
「できている部分を褒めること」
「まずは褒めること」を
良いと言われたからやってみよう！
と思って試してみると、
子どもの行動に変化は見られるかもしれない。
でも
それは外発的な動機になっている場合があるんですね。
なぜなら、
仮にわたし達大人が
ニコニコしながらがんばってるね〜などと
子どもを褒めていたとしても、
（笑顔で言葉をかけているから
言葉と行動が一致しているようでも）
本当に心から「この子はがんばってるな」と感じての笑顔か、
目的が「この子に好ましい行動させるためには褒めなきゃ」の笑顔かを
なんと、その微妙な違いを
子どもはキャッチするのですσ(^_^;)
ある子は
お母さんのその微妙な違いをキャッチして
「その褒めて育てるみたいなワザとらしいのやめろ！」って怒ったとか💦
子どもってすぐに見抜くんですよね。
だったら
わたし達大人が
「あ〜、この子はがんばってるなぁ」と
心の底から感じられたらいいだけのこと^ ^
そう心から感じて
子どもを見ることができたら
内発的な動機で
子どもが自分から「そうしよう」と思えて行動に移すことが増えていきます。
「褒められるから〜」
「言われたから〜」
という外発的な動機ではない^ ^
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