電話 | 膠原病と僕 ~病院で働きたい~

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先日、放射線の学校時代の同じ実習班の友達と電話で話しました。

彼は同じ実習班で1年間一緒に色んな部門に回って実習したから色んな思い出があります。


以前一般撮影の部門で、一つの撮影室での一日間の撮影全部を任されたこともありました。

でもスムーズにできず、どんどん患者さんがたまってしまってました。

それで午前中だけでいいということになったとき、彼らは僕に午後もやらせてくださいとお願いするように勧めてくれたりしたこともありました。

(過去の記事へのリンク→撮影


そんなときアドバイスしてくれた友達とお互いの病院のこととか話していると、彼はもう一般撮影、CT、MRI、透視の業務をやっているようです。

僕はまだPETとCTぐらい。

MRIは健診とか決まった撮像方法なら撮れるけど、病気にあった撮像方法とかできません。


でも友達と話してて、僕らが撮影するだけでなくその所見もつけているという話をいうと、すごいうらやましいみたいに言ってました。

彼は仕事中、撮影してでてきた画像を見て、先輩にこれは何ですか?と部位について聞いたのに、「これは普通じゃないとか正常だ」とかしか返ってこなくてどんどん仕事が来るから調べる余裕もなく勉強できてないって言ってました。

それを聞くと、うちの病院は撮影して所見も書かないといけないから、本を片手に色々調べたりして勉強になるなって思います。


ところで、その翌日、7時半ごろ病院について装置の立ち上げとかしてたときです。

早い時間だったので、まだ僕と後輩Hさんしか来ていませんでした。

僕はPETの所見をつける仕事だったんですが、CTやMRIの立ち上げをしてると後輩Hさんが急いできました。

後輩Hさん:「もう健診の人が来られたらしいんですが、まだMRI担当の人が来てませんし、私も撮れません。○○さん健診の人のMRIって撮れますか?」

健診なら基本的に、頭や骨盤を決まった撮像方法で撮ればいいだけなので呼んでもらいました。

(何かあれば色々追加したりしないといけませんが、基本的には健診の人にはないので、、、)


それから僕は一人で撮影してるとみんな来られて、一人でMRIをやってる僕を見た先輩Kさんが主任技師さんに

先輩Kさん:「○○さん(←僕)が自主的にMRを頑張ろうとしてるから、今日は健診が多いですし、2時までは○○さんにMRをやってもらって、それまで私がPETの所見を一人でやろうと思いますがいいでしょうか?」

と言ってくれました。

先輩Kさんが2時まで僕の分もPETの所見をつけてくれたおかげで、途中まで僕は久々にMRIをやりました。


ホントは、MRIは進んでやりたいものでもありませんでした。

でも以前に比べると、知らないこと出来ないことに対して積極的に学ぼうという姿勢が薄くなってしまってるなと、友達との電話で感じてたんです。

友達は一般撮影、CT、MRI、透視とできるようになってて、当直なんかもしてるという話を聞くと、僕も頑張らないとって思いました。

友達は、いい刺激になります。