犬同士の遊びを観ているといつも感心する。
一方の一瞬一瞬に変化する出方に合わせて、もう一方も一瞬一瞬に出方を変えて行く。
試み、
結果が得られ、
再び試みる。
そうしてお互いが楽しく遊べる
・間合い
・タイミング
が暗黙の了解として成立する。
また成立しない場合は、どちらか一方が「自分勝手」な遊びを他者に押し付けている。
楽しい時間は一端おしまいとなるが、
あくまで「遊び」である。
暫しのブレイクタイムの後、
チャンスは直ぐにやって来るものだ。
こうして犬達、
特に若い犬は、
遊びの中で他者とのコミュニケーションを学んでいます。
遊びで学ぶのは狩りだけではないのです。
一瞬一瞬の判断、誰と今遊べるか?遊べないか?、得意・不得意、自分の役回り、遊びは自身を知ることにもつながります。
他者とのコミュニケーションは、
この世界で生き残るための基本中の基本です。
捕食者↔被食者、
双方にとって、
"狩る↔狩られる"
という関係ですら生死を賭けた極限のコミュニケーションです。
決まった方法は無い。
各犬自身が遊びの中で見つけてゆくしか無いのです。
他者との積極的なコミュニケーション、
そして互いに尊重される関係の基本は遊びの中で育まれる。
では、犬の遊び相手が人の場合はどうか?
我々も遊び上手な百戦錬磨の大人犬を見習って愛犬と遊ぼうではありませんか!
各々が勝手に楽しくなるのでは無く、
一方だけが楽しくなるのでは無く、
互いが楽しくなるために遊ぶ。
そこに、人・犬の違いは無いのです。
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