夫がいよいよ先に帰国する日。

ハワイに来るたび、いつも先に帰る夫をとても寂しく見送っていたのだけど、今回は笑顔で見送れた。あの震災後、夫だけ関西へ行くことになり、見送った時の悲しさといったらなかった。それに比べれば、なんて平和な見送りだろう。「バイバイ、また日本でね」と笑顔で子供達と手を振って別れた。

さて、今回夫が日本からやってくる時に、実家のノートパソコンを借りて持ってきた。それを使って、毎日のように名古屋の夫のお父さんに電話したり(Skypeの家電かけ放題が月690円なのでそれを利用。ただし、この契約日本からはできない。海外でPCを接続した時のみ契約できるようになっている。)実家とSkypeで話したりした。

で、主に実家の母と話していたわけだけど、まぁ、話の流れで「ママも来ればよかったのに」とか私も言ったし、子供達も「オーマ(母の事)、一緒に来れたらよかったのにね」と言った。

そしたら、すっかり母はその気になったようで・・・あんなこと言ってたくせに(あんな事とは、こちら)いきなり来ることになった。昨日連絡があって、今日飛ぶことになったという。なんでもマイルでチケットが取れたらしい。「マイルの特典旅行って、オイルサーチャージもいらないのね。得した気分だわぁ」とウキウキの母。そのセリフをしらけた気分で聞く私。ガーン

事情を知ってる息子も「だったら、あんなこと言わないで最初から来ればよかったのに・・」としらけてる。唯一何も知らない娘だけが、素直に大喜びしていた。

それでも、来ることは決定事項なので、腹をくくることにした。せっかくなら、楽しんで過ごしたい。お互いに。

この日は、夫を見送った後、子供達と水族館に行き、お昼はカハラへ移動して食べた。買い物をしながら、明日母が来た時に何か作ってあげられるものはないか、と色々と物色。

その夜、私が「神様、どうか何事もなく、ママと楽しく過ごせますように・・」と祈ったのは言うまでもない。アーメン