第15日目

一人ダウンタウンの方へ行き、文房具店を探し歩く。自分が習っているカリグラフィーのインクが欲しかったのだが、ハワイではカリグラフィーの人気ないみたい。ハワイに来てから、かれこれ4件くらい文房具店をあたってみたけれど、どれも(液体の)インク、というとまるで大統領の執務室に置いてあるかのような大きな瓶入りのしかなかった。がっくり。日本でカラーインクを買うと高いから、欲しかったのになぁ~。

私が一人買い物へ出ている間、母と子供達はアラモアナへ出向き、再びアラモアナホテルの飲茶を食べたそうだ。もちろん、腸粉を食べたという。

午後、ホテルに戻って娘とプールへ。余りにも水が冷たくて、足の指を入れただけで退散。娘が泳ぐのをプールのデッキチェアからぼんやりと見て過ごした。

母と長男は部屋にいたのだが、後からやってきた。でも、水が冷たいので母も入らないと言ったら、なぜか息子がご機嫌ななめ。「一緒に入るというから(プールに)来てみたのに・・」とかわけわからない事言ってふて腐れている。夕食も、一人で部屋でカップめんでも食べる、と言い張るので、母と娘と3人だけで焼肉・兄弟へ。

ところが、食べ終わる頃になって息子がやってきた。仕方ないので、もう1人前余分に頼んで食べさせた。ったく、世話の焼ける奴だ。

余りにも焼肉でお腹いっぱいになったので、ホテルまで歩いて帰った。

第16日目

最後の最後になって、観光ツアーを申し込んだ。「クアロア牧場・半日ツアー」。本当はもっと前に行きたかったのだが、空いてる日がよりによって母が日本から到着する日とこの日しか空いていなかったのだ。

海のそばの牧場というより広大な敷地で、沢山のCMやら映画やらが撮影された場所なので、そこの見学を楽しみにしていた。

最近だと十六茶のCMが正にこの牧場で撮影されたという。





そうそう、まさにこんな風景の中を見学してきた。あと有名なところだと、ドラマ「LOST」とか昔のだと「ジュラシックパーク」がここを撮影場所として使っている。

子供達も大喜び。もちろん、私も楽しんだ。午前のツアーだと2つアトラクションが選べるのだが、私たちはこの映画ロケ地ツアーと乗馬を申し込んだ。乗馬は、思った以上に馬の背が高くて結構緊張した汗馬の大きさで乗る人を決めたようで、私は後から乗って写真を撮るつもりだったのに、いきなり子供達より先に呼ばれてしまった。仕方ないので、道中後ろを思いっきり振り返っては子供たちの写真を撮る羽目になった。

2時ごろホテルへ帰ってきた。娘が再び泳ぎたいというので、一緒にプールまで行く。

母の友人が昨日ホノルルへ到着してるので、その方も誘って総勢5名でディナーへ。私たちにとっての最後のディナーは、「フラ・グリル」にて。ワイキキサンセットグリルというメニューをオーダー。私が選んだフィレミニヨンは、とてもやわらかくて美味しかった。海を見ながらの食事は、とても優雅な気持ちにさせてくれて、母も母のお友達の方もとても喜んでいた。

帰りはホテルまでのんびり海沿いを歩いて帰った。前半は具合が悪く、後半は生理になってしまったため計画通りに行動できなかったけれど、かえってゆっくりできて良かった。母ともケンカせずに過ごせたしべーっだ!

こうして、2012年の私たちのハワイ旅行は無事終わりました。また2年後家族揃ってここホノルルの街を訪れたいと思います。

長い旅行記、たいして面白くもないのにお付き合いくださり、ありがとうございました。

追伸:私たちと一緒にチェックアウトして、お友達と合流して旅行を続ける母。その日の夜、荷造りを夜遅くまでやっていたのですが、朝起きたらミカン箱1つくらいの量の荷物を渡されました。曰く、日本に持ち帰ってほしいとのこと。

約2週間の滞在で、私も結構な量の物を買っています。それなのに持って帰れですって?!

とはいえ、もちろん母に口ごたえなんて、最後の最後でできません。ここで喧嘩したらお終いですから。2つ返事で受け取りましたとも。当然のことながら重量オーバーで、子供達と手分けして手荷物として持って帰る羽目になりましたとさ。ちゃん、ちゃんううっ...