義父がこちらへ越してきて早3ヶ月。


毎日毎日この狭い家で、顔を付き合わせる生活。
3食、もちろん用意して、ほぼ毎日一緒に食べてる。

義父の人間性は嫌いではなく、どちらかといえば好きである。

でも、一緒に暮らすというのは「好き・嫌い」の前に、互いに我慢することがたくさん。

義父もきっとたくさん我慢してるんだと思う。
そして、私も我慢してることがある。

こんな風にお互い我慢を重ねてまで一緒に生活することに意味があるのだろうか。


特に問題は、義父の部屋はあるけれど、私の部屋がないこと。
リビングに義父が来ると、私は否応なしに義父と過ごすことになる。

おしゃべり好きな義父は、毎日毎日ノンストップでしゃべり続けている。
こちらがテレビを見てようと、新聞を読んでいようとお構いなし、にである。

テレビも一緒に黙って見ててくれればいいのだが、「どうしてこの人は、こんなことを言うのか?」とか「この俳優さんが好きなの?」とか質問を投げつける。

こちらがテレビに夢中になって、答えないでいると、今度は歌を歌い始めたり、新聞を声に出して朗読しはじめる。

黙れ、じじぃ!


いや、そういうことをしたいんだったら、自分の部屋でやってくれないかと思う。テレビだって、お義父さんの部屋にあるではないか。自分で好きな番組を好きなように解説しながら見ればいいのである。

あまりにも元気な義父に最近は「私の葬式は、お義父さんに出してもらうのかもしれない・・」と思い始めてる今日この頃である。ガーン