今年もあとわずか・・。
皆さんは、この大晦日をどのようにお過ごしですか?

私は、7ヶ月間の「嫁」生活を経て、一気に老けたように思えます・苦笑。

それでも、弘爺(義父)を含め、私の両親も祖母も、もちろん夫や子ども達、愛犬シリウスも元気に過ごせたことは、感謝です。

弘爺のことは、名古屋から無理やりこちらに連れてきてしまったけれど、今は入所先のホームに好きな人もできて、充実した生活を送っています。息子である主人は、週末土・日両日共に面会を欠かさず、弘爺は幸せ者だと思います。相変わらず文句ばかりだけど、タカ子さんという好きな人ができて以来、ホームにいるのが楽しくなったんだと思います。タカ子さんは、完全にボケていて、相手が誰なのか全くわからない状態のおばあちゃん。でも、その人の世話をあれこれ焼いてあげることで、弘爺は、生きる喜びを見出しました。我が家に夕飯を食べに来たときも、近くのコンビニでタカ子さんへのお土産を買うことを忘れません。(でも、先日はハイチュウを買ってきて、孫である私の息子に「おじいちゃん、ハイチュウは(タカ子さんの)喉に詰まるから、ヤバくね?」と注意されてました・笑)何はともあれ、生きる希望ができたのは、良かった!

自分がしたことを正当化するために言うわけじゃないけれど、弘爺は名古屋で一人で暮らしていた頃より、ずっと今のほうが幸せだと思います。

長い間遠距離介護を続けてきた主人も、解放されて本当に安堵しています。

毎日同じ屋根の下で生活するのは、しんどかったけれど、今たまに遊びに来てもらって、一緒に夕飯を食べる間くらいなら、私も笑顔で弘爺に接することができます。

世の中には、義理・実を問わず両親と同居して、きちんと面倒を見ている方がたくさんいらっしゃるけど、私達家族には、この近すぎない距離を保ちながら、義父と寄り添っていく生活が一番良い関係を保てるのです。

「ワシの人生は、年内いっぱい・・」と言っていた弘爺。今夜も食事に我が家へやってきますが、一体その件については、なんとコメントするのでしょうか・・苦笑。

今夜は、高2の息子が作ってくれた煮物をメインに皆で食卓を囲みます。

来年も、ぜひ元気に長生きしていってほしい弘爺です。