常在菌とは、私たち人間に住み着いている菌のことで、だれもがたくさんの常在菌を持っています。いま注目されている腸内細菌もその一つで、代表的な常在菌です。
中でも皮膚にいる菌は表皮常在菌といって、手を洗っても取れないそうなんですよ！！
先週、シャーレに寒天を敷いて、そのに指先をペタペタして常在菌をうつし、30度の環境で1週間ほどおいて菌を培養しました。
左が手を洗う前で、右が手を洗った後。
結果がこちら。
《洗う前》
左下のコロニーがやばいですね…。
でも、恐らくありがちなバクテリアかと思われます。
《洗った後》
冷蔵庫から出した直後のため曇っていますが、前の状態とあまり変わりがありません。
ということは、これらの菌は手を洗っても本当に取れないんですね！
ここからは、ちょっとやばい画像なのでご注意ください。。
学生さんにも試してもらったのですが、手を洗う前がなんと…！
ひいいいいー！！！
これ、可愛い女子のものなんですが、なんかスゴい。やはり日頃から微生物に触れているので、いろんな菌をさわっていたのでしょうね。
これは完全にカビですね。
一方こちらは、フッサフサ。
ペルシャ猫のようです。
わんさか育っていますね。
ちなみに私の常在菌を顕微鏡で覗いてみると、こんな感じ。
大きめの球菌ですね。
一体これが何なのかは、先生不在のため聞けず。
こんなのもいました。
どうか、良い菌達であってくれ！！
そんな感じでまだまだ研究室では遊んでばかりです。そろそろ本腰入れて研究テーマを具体化しなければ！！
帰り際、生協の本屋さんでヒラクさんの本を発見！！飛ぶように売れているみたいです。先輩、すごい。