↓ AFP(2012.2.23) より
豪政府の南極調査チーム「Australian Antarctic Division」は23日、タスマニア
クチバシクジラの群れの撮影に初めて成功したと発表した。
同チームが前月、ビクトリア(Victoria)州沖でシロナガスクジラの動向を追って
いた際に発見した。
タスマニアクチバシクジラは、めったに人前に姿を現すことがないため、個体
数の推計すら存在しないという。
研究チームを率いるマイケル・ダブル(Michael Double)氏によると、タスマニア
クチバシクジラは黒とクリーム色の体に、イルカに似た特徴的なくちばしを持つ
が、野生の個体が目撃された例は歴史的にもほとんどない。
豪政府環境当局によると、これまでに確認された例はニュージーランド沖で
1頭、ウエスタンオーストラリア(Western Australia)州沖で3頭目撃された2例
だけ。
もちろん、これまで撮影された例はない。
タスマニアクチバシクジラ
・・・哺乳綱鯨偶蹄目アカボウクジラ科タスマニアクチバシクジラ属(1属1種)
単にタスマニアクジラと呼ばれることも。
体長:約7m
生態については殆どが不明です。
人間に影響を受けずに生きていけるのなら、その方が幸せなのかもしれません。
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