六本木森美術館
2016年10月25日～2017年2月26日迄。
マリー・アントワネット展 (M・A展）
六本木の森美術館で開催されている
マリー・アントワネット展に
私は、ほぼ毎日のようにクライアントを案内し
色んな事を思います。そして考えます。
「物事は中立であり空っぽであり
良し悪しの意味付けをしているのは自分です。」
そんな教えもあります。
その時、その時の歴史を観て
瞬間瞬間の良し悪しに関しては
私はあると思うのですよ。
ところがですね、
時代を経て
何が功を奏しているかを考えると
実に深いものがあります。
キリスト教は当時は
新興宗教の一種だったと私は考えます。
ところが今や、世界三大宗教の一つです。
キリストが磔刑に遭って
あの死に方をしたからこそ
ひょっとしたらですが
今のキリスト教が存在するのではないかと思う時があります。
アントワネットも
ドラマティックに断頭台の露と消えたからこそ
時代を経ても
なおもヴェルサイユ宮殿に観光客が足を運び
フランスに外貨を落とし続けているのではないかと私は考えるのですよね。
赤字夫人と言われたアントワネット妃ですが
フランスにとって長い目で見れば
彼女は利益をもたらしています。
私たちの人生も
歴史の中の事件も
その時の良し悪しはあります。
が、しかし、
時を経たら功を奏している事も多いのが事実です。
私も
寝たきりになった病気を経験しましたが
あの時期があったからこそ
人生と時間の大切さを日々に痛感できています。
マリー・アントワネット展
皆さん、是非実際にご覧下さい。
歴史を知り
色んな事を考えさせられますよ。
ライフメソッドアドバイザー 山下純子
（2016年10月25日～2017年2月26日迄）
＊お二人様コースもあります。