あなた以上にあなたを感じる一枚撮ります

Take Your Light

写真家るっちーこと鶴岡です。

 


先日は小学校の卒業式の撮影。

いままで二人だったのだけど、今回は一人で。

人生で一度しかないハレの舞台の撮影。

適度な緊張を持ちながらも、トラブルなく楽しく撮影してきました。




■やり直しのきかない仕事で大切なこと


卒業式や入学式などの式典はやり直しがきかないので撮り直しもできません。

なので限られたシャッターチャンスでしっかりきれいに撮ることが求められます。

証書授与のシーンでは次々にくる児童を淡々と100回以上もシャッターを切って撮っていくのですが、どれもきれいに撮る必要がある。

撮れてるか一枚一枚確認してる時間はもちろんありません。


そんな時に必要なのがシャッターを切っただけで同じように撮ることができる、という設定。

いかにして不確定要素をなくすか、ブレる要素をどれだけ少なくできるか、これに仕事の成功は関わってくる。





写真だったら、シャッターを切るだけで「同じ明るさ」で、「同じ色味で」、「ピント位置も合っている」一枚を撮れる、この状況を作る。

こんな時に使うのはマニュアル露出やマニュアルフォーカスのモード。

マニュアルにすればカメラの自分で決めた設定で固定して撮ることができるのでずっと同じ設定になる。

自分でいじらない限り。


オートで撮ってると、同じものを撮っていても明るさや色味が微妙にズレます。

カメラの判断なのでそこはこちらではコントロールできない(他人と同じで)。

それをいちいち確認していたら撮り漏らしてしまう。

なのでなるべくオートの設定を減らす。



明るさも

色味も

ピントも

ストロボの明るさも



押せば同じように撮れる、

そうなればあとはシャッターチャンスに集中してボタンを押すだけ。



うん、楽だ。




■不確定要素をなくすのはエネルギーをやりたいことに全振りするため


不確定要素をなくす、減らす。

人が相手のお仕事だと相手のいる話だからいろいろ柔軟に対応していく必要がある。

なにかが起きても目の前に集中できるように、自分でなくせる不確定要素はなくしていく。



同じ場所を使う、

仕事前のルーティンを決める。

エクセルで自動計算できちゃうシートを作る。


事前に決められることは決めて、いざその時その場所で決めることを少なくする。

決まっていれば安心だし、もしものイレギュラーにも対応しやすくなる。

決まってないって不安につながってそれだけで体力取られちゃうからね。

余計な不安がなくなれば、それだけで仕事の質は上がってくる。


すぐに忘れがちな人や、気が散りやすい人だったらなおさらにね。



望んだ結果を出すために、そこへ進むためにエネルギーを全振りするために、不確定要素、なくしていきましょ。



@@@@

よくよく考えたら毎日着る服を同じにしたり、服のパターンを決めておくっていうのも不確定要素を減らすことなんたな。

スティーブ・ジョブズやマイケル・ザッカーバーグがいつも同じ服を着てるなんてよく言うけど、彼らなりに自分のエネルギーを別のことに使うための節約術だったんだ。



 


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