〈photo for... vol.353〉

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「写真って難しいよね。みんなキレイな写真一杯アップしててそれを見れるから、私が撮るまでもないかな」みたいな話が耳に入ってきた。

「まあ、そういう考え方もアリだけど、もったいないな」と思った。

だってその人からは「写真をやってみたい」という気持ちを感じたから。

世の中きれいな写真はいくらでもある。

スマホでだって驚くくらいきれいに撮れるようになった時代である。

でもそれは他の人の写真。

その撮った人がきれいと思って撮った景色であって、自分がきれいと思った景色じゃない。

そして万人にとってのいい写真、でもない。

きれいな景色ならどこに行っても撮りたくなるんでしょ、って思う人もいるだろうけど、実はそんなことはない。

きれいな景色でも撮りたい気持ちが湧いてくるときとそうでないときがある。

湧いてこないときは滞在記録として数枚撮って終わり。

でも、その景色から180°後ろに振り返ったら自分だけが見つけたきれいな世界が広がっていることだってある。

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それを撮ればいいじゃない。

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「写真の正解ってなんだろう」って声も聞こえたけど、これ幸いなことに写真ってどれだって正解。

逆に言えば決まった正解なんてない。

それでも正解になくてはならないものはあって、それは「自分が撮りたくて撮ったのか」ということ。

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足元におちている花でもいい。

街中のボルトでもいい。

ただ見上げてきもちいい空でもいい。

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他の人が感じるきれい、ではなく自分が感じたきれいを撮ること。

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撮りたくて撮った、写真はすべてここから始まっている。

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［photo for...］

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カラー写真にメッセージを添えてアップ。

私から私へ、そして見えないあなたへのメッセージ

あなたの心の琴線に触れたら「いいね」大歓迎です。

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100日間フォトチャレンジ 481/100

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