記録は大切なので書き記しておく

 

 

あなた以上にあなたを感じる一枚撮ります

Take Your Light

写真家るっちーこと鶴岡です。

 

 

100人限定のお得なフォトセッションは2022年もやってます。

 

 
8月の下旬、コロナに感染しました。
症状は発熱、呼吸が苦しい、そしてせきにのどの痛みとフルコースでした。
ここのところ周りの友人にもちらほら感染は出てはいたものの、ついに自分のところにも来たか、という感じでした。
 
 
■症状の流れ(時系列)
 
8月23日(火) 0日目
朝からとにかくだるい。
そして発熱、37.6℃。
体感が風邪やインフルの熱のときとは違って、身体の内部の温度が上がっている感覚。
家にあったカロナール(500mg)を飲んで寝る。
呼吸が若干苦しく感じる。
いつもの呼吸が”深呼吸をしっかりする”くらいの意識になる。
夕方、家の抗原検査キットを使うと陽性の判定。
食欲ゼロ。
家族に買ってきてもらったポカリスエットで水分補給。
トイレでさえ行くにも壁つたって行くくらいにつらい。
便意があるもののなかなか出ず、小便の排出にこんなにエネルギー使うのかと実感。
今回の検査キットは研究用で正式な判断は出来ないので、診断をもらうべく発熱外来を探す。

熱は下がらず、夜にカロナールを再度服用するも、その後39.6℃まで熱が上がる。

この時の体温がピークでした。

 

陽性判定

 
 
8月24日(水) 1日目
夜はあまり寝られず、明け方にカロナール服用。
服用後は熱が38.0℃を越えるか越えないかの変動を繰り返す。
この日は時間を見てカロナールを計3回服用。
とにかくだるく泥のように寝る。
寝過ぎで腰と背中が痛い。
身体がバキバキに固まってる。
食欲が少し戻ってきてお昼に煮麺を食す。
後はポカリとエネルギーゼリー、アイスで過ごす。
症状がこの後どうなるのか不安になり、前に感染した友達に電話して話を聞く。
ここで同じような症状だった人の言葉を聞けたことがなにより安心につながった。
 
 
8月25日(木) 2日目
朝方まで38℃台。
この日もあまり寝られず。

カロナールを未明と朝で2回服用。

ふと「あれ、熱下がった?」という体感があり、測ると37.0℃。
今までもカロナールは効いていたのだろうけど、効き目がこうして数字に表れたのは初めて。
その後は37℃台前半で落ち着く。
発熱外来の予約が取れたので行って検査。
結果は翌日出るとのこと。
 
お腹の調子が悪くなる。
原因はおそらくカロナールの飲み過ぎ。
時間は指定通り空けていたが、1日2回までという表記があるのを見逃してそれを越えて服用していた。
発熱外来の医師からも「ただでさえ胃腸に負担のかかる薬ですから、用法用量は守ってね」と言われたので間違いないだろう。
飲み過ぎはしたけど、あの頻度で飲んでなかったらもっと苦しかったかもしれないと思うと、まあ仕方ないと思える。
「胃腸よ、耐えてくれてありがとう」である。
 
呼吸の苦しさは取れた。
水分補給は相変わらずポカリに頼る。
咳とのどの痛みは病院で出してもらった薬で楽になる。
 
食欲も戻ってきて、いつもの量の1/3程度は食べられるようになる。
しかし、高熱による消耗が激しく、まだ起きて何かをする気にはなれない。
医師によると倦怠感に葛根湯が効くとのことで処方してもらったが、少しは楽になるかな。
焼け石に水、の程度である。
 
 
8月26日(金) 3日目
体温は明け方に36℃台前半まで下がる。
しかし身体のだるさはいっこうに取れない。

病院からの電話で「陽性」の診断が下りる。

電話越しに行政のサポートの話などいろいろ言われるが、頭がボーッとしているのと身体が甚重で会話に意識が向かない。
早く終わってくれ、という感じ。
話はほとんど聞けてないし、スマホでの検索もままならないので、「陽性になったらどうするか」はかかる前に事前に把握しておいた方がいい。
とにかく身体が重い。
単なる疲れとはまた違う、まるで身体の中から力が抜けるような物質が湧き出しているような、無気力を伴うだるさである。
これがいつまでこれが続くのだろうかと不安になり始める。
 
お腹はまだゆるい。
 
そんな中、9月の展示の作品のプリントデータをお店に送る。
事前に仕上げておいて良かった。
 
 
8月27日(土) 4日目
熱は36℃台前半で推移。

ここから熱は上がることはなかった。

体温を記録するアプリを見てもこの日から測る回数が減っている。
だるさは変化なし。
とにかく寝てる。
寝ながらYoutubeでレシピ動画を見まくる。
食欲が着実に戻ってきてる証拠。
 
 
8月28日(日)5日目 
だるい。
ほんとだるい。
ただ寝てる。
 
 
8月29日(月)6日目 
だるさぜんぜん取れず、一日を通して起きてることはまだできない。
熱は下がっているけど、熱がまだ残っているような感覚。
熱の下がりたての倦怠感がいつまでたっても続いている。
 
食欲は戻ってきて、ほぼ感染前の状態に戻る。
 
 
8月30日(火)、31日(水) 7・8日目 
落ち着いていた咳がぶり返す。
一度出ると止まらない。
特に寝起きと寝る前がひどい。
 
だるいのは相変わらずである。
お昼寝必須
食欲は完全復調
 
 
 9月1日(木) 9日目

咳は相変わらずなので、病院に電話をして薬をもらうことに。

その日のうちに薬局の方がポストインしてくれた。

ありがたい。

 

だるさも相変わらず。

もうこうなったらだるさや眠気に抗うのをやめて、ひたすら寝ることにする。

 

 

9月2日(金) 10日目(隔離療養最終日)

だるさは相変わらず。

咳はやはり寝る前と明け方にひどく出る。

朝、咳で目が覚めるくらいに。

 

国の療養期間の設定でこの日が最終日だが、咳の出がひどいことから週末も自宅で様子を見ることにする。

 

 

9月3日(土) 11日目

身体が動けば図書館と美容院へ、と思っていたがそんな気力もなく、ただだるさが残る。

寝る、とにかく寝る。

咳は相変わらず寝る前と明け方にひどく出る。

 

「この無気力で寝てる感覚、覚えがあるな」と思い返したら、うつがひどかったころに寝たきりだったそれと同じ。

「あの状態から復活して動けるようになったんだから、今回も大丈夫だ」と思えたら気分が楽になる。

人間、底を知っていると強い、って改めて思う。

 

いかりん、ありがとう

数週間どころか次の日に終わったw

 

 

9月4日(日) 12日目

あれだけひどかっただるさがだいぶ取れて楽になった。

急にこうなってびっくりである。

咳も少し楽になる。

 

図書館へチャリで行き、本を返す。

寝込んでいた部屋に置いてあったので、図書館にある本の除菌器にかけてから返却。

 

外の風が心地いいので近くのスタバでちょっとお茶して帰宅。

 

 

というのが昨日までの流れ。

今日はもうピンピンに元気になりました。

 

 

 

■感染前にやっておきたいこと

 

今回療養して感じたのは「感染してからではできることもできなくなる」ということでした。

いつもならすぐにできることも、発熱による消耗やだるさ、呼吸のつらさでできなくなってしまいます。

数日経っていても集中力が戻らなかったりして適切な判断ができないことも起きてくるでしょう。

そのため、「陽性になったらどうするのか」を事前に調べてまとめておくのがいいです。

 

例えば

・近くの発熱外来の病院を調べておく

・抗原検査キットを手元に用意しておく

・陽性なった場合の行政への連絡。

・行政から受けられる生活支援サービスの窓口の把握。

・生命保険に加入している人は、申請の際に必要な書類のリストアップ

 

などなど。

とくに行政からの案内は、サイトがあるもののデザインや文言が堅苦しく、消耗している頭でこれらの内容を把握するのは困難を極める。

そしてサイトの導線がとのっていないので欲しい情報にたどり着くのがとにかく大変でした。

正直、どのサイトも内容が同じに見えてしまうくらいに。

なのでこのあたりは思考回路がしっかりしている平常時に調べておくのが吉です。

 

ちなみに国への感染の報告ですが、発熱外来にて陽性が判明した際はその病院から国に行きます。

そしてHer-sysというシステムを介してスマホのSMSに飛んできます。

しかし、わたしのところには感染判明から今日までその連絡が来てません。

感染者が増えていて作業の処理に遅延が生じてるようです。

 

次に、コロナの陽性になった友人がいたらその人を頼る。

メッセンジャーでも電話でもいい。

わからないときや先行きが不安なときに、先人の体験談や、「大丈夫だよー」の言葉は心を保つエネルギーになる。

それに聞き慣れたイントネーションで話を聞くことで安心もできるしね。。

 

そして、大切なのが食料。

かかったときには部屋や家から出ることができなくなるので、その際の非常食、ドリンクは確保しておきましょう。

今回の療養でよかったのは、

 

・ポカリスエット

・りんご

・エネルギー系ゼリー

・アイス

・保冷剤

 

でした。

自宅療養期間を通してポカリは900mlで10本消費しました。

事前にドラッグストアで1.5Lを用意できるのであれば数本用意しておくのがいいでしょう。

あとエネルギー系ゼリーは食欲のないときに重宝しました。

 

ボウリングできるよ

 

 

食欲が戻ってきてからは食べたいものを食べる、でいいですが、倦怠感が残っていると調理も大変。

なのでレトルトものや缶詰なども準備しておくと便利です。

 

最後に挙げた保冷剤は熱が高かったときにタオルで巻いてそけい部に当てて冷やすのに使いました。

これが気持ちよかった。

他には首回りや脇の下も気持ちいいポイントです。

 

 

 

■おわりに ~明けない夜はない~

今回コロナに感染して、まあ大変な思いをしました。

でも、かかっちゃったものはしょうがない。

感染しても、自分のために、自分の身体のためにできることをやっていくしかないのです。

 

明けない夜はない。

 

感染して症状が苦しいと、それだけで気分も滅入りますし、実際自分もそうでした。

とくに熱が下がったあとにも残った倦怠感、これが最後には本当に抜けるのかという不安は大きかったです。

 

でも、ちゃんと終わりは来る。

それは風邪とかインフルエンザと同じ。

ゴールへの道は確かにつながっています。

 

 

 

 

なので、感染してしまったらとにかく休む。

しっかり休む。

少し気分が復調してきたら「元気になったらあそこ行こう、これ食べに行こう」と楽しみの妄想で頭をいっぱいにする。

それくらいでいいです。

 

 

もし今後、感染した誰かの苦しさや不安が、自分の体験談で少しでも楽になればと思い、今回その経緯を書き記しました。

 

 

 


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