色からの情報ってすごい。

 

 

あなた以上にあなたを感じる一枚撮ります

Take Your Light

写真家るっちーこと鶴岡です。

 

 

100人限定のお得なフォトセッションは2022年もやってます。

 

 

 

先日、セミナーの会場を調べていたときのこと、

アクセスのページに地図があったのですが、それがこれ。

 

 

なんと白黒。


赤いマークが目的地なのだけど、これがどこなのかさっぱりわからない。

駅名に「関内」とあるからもう何度も歩いてるなじみ深いエリア。

そうとわかってはいるだけど、それでもここがどこだかわからない。

結果、何度も通ってる交差点の角に目的地はあったのだけど、それがわかっていてもこの場所がわからない、というほどのわからなさ。

 

ちなみに私るっちー、地図は得意なタイプです。

地図持たせればどこへでも行ってしまいます。

 

そんな地図が得意な私でも迷ってしまうこの白黒地図。

カラーで表示するとこう。

 

 

うん、とてもわかりやすい。

めっちゃわかりやすい。

わかりやすさが雲泥の差。

 

この二つの地図、白黒もカラーも同じGoogleマップのもの。

なのでここにある違いは色があるかないかだけ。

それだけでまるで、わかりやすさとわかりにくさの両端にいるかのような差。

 

 

この差を見て

 

色の情報量ってすごいんだな。

 

ため息つきながら思ったわけです。

 

 

正直、白黒だとこのGoogleマップの表示であれば全くといっていいほど地図というモノの役を成していない。

むしろわかりにくい、混乱しか招かない地図になっている。

それがカラーになると一目瞭然。

道の大きさや駅の配置がわかりやすく、川が青だったり公園が緑で表示されていて直感的にそうだとすぐにわかります。

 

地図を白黒にするなら、それでもわかる表示の仕方がある。

でもフルカラーの表示をただ白黒にしてしまった、それ故にわかりにくい地図になっていまったのです。

 

 

  逆に色がない世界で伝わるモノがある

 

今回は地図の例でしたが、他にもきっと色のあるなしで、使える使えないレベルで激変してしまうものってあると思う。

その点、写真はきれいと思ったそれが伝わればいいから、色が生きる一枚があるし、色がないからこそ伝わる一枚もある。

 

 

うーん、青い海と青い空、そして白い船。

美しい。

 

 

右から左から、影の緩やかなカーブが美しい。

 

 

色がなければ色は伝わらない。

色に感激して撮ったのなら、もちろん色がある写真がいい。

明暗や光と影のコントラストが美しいと思ったのなら、白黒にしてみる。

明るいところと暗いところの模様だったり、影やモノの形はよりクッキリ浮かんでくる。

 

 

 

 

色がないということは刺激が少ないということだからやさしくあたたかい空気感も写る。

 

 

 

 

 

 

 

  写真だから描ける色のない世界

 

世の中には色が持つ役割がある。

あるモノが色がないことで全く意味を成さないなら、そこには色を入れるべき。

でも表現であればどっちが好きかで選べばいい。

カラーにするのかモノクロにするのもやりたいようにできる。

 

どっちがより自分の気持ちいい写真になるか。

どっちの方が伝わってくる写真になるか。

 

選ぶカギはそこ。

 

モノクロ、難しそうに聞こえるかもしれない。

でも今はスマホのカメラアプリでモノクロモードがあるから気軽に撮れちゃう。

そして編集・加工アプリで後からモノクロにもできるし。

なんなら、今ある写真をモノクロにして楽しむことも出来ちゃう。


あー、なんてお手軽。

 



 

ぼくらは色から無意識に情報を受け取っている。

色の訴えかけるチカラってすごいんだな、と改めて感じた出来事でした。

 

 

 


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