久しぶりの文化祭、楽しかった。
あなた以上にあなたを感じる一枚撮ります
Take Your Light
写真家るっちーこと鶴岡です。
100人限定のお得なフォトセッションは2023年も継続中。
9月21日(木)から始まる、フォトコミュニケーション協会第6回アドバンス修了生合同写真展「harmony」。
24日無事に会期を終了しました。
お越しいただいたみなさま、ありがとうございました。
平日は雨がちでしたが、それでも人が絶えることがなく、
土日は会場を埋め尽くすくらいの方が来てくれました。
差し入れもたくさんありがとうございました。
(あんなにお菓子を食べたのは久しぶり)
ぼくら展示する人間は、見てくれる人か存在してはじめて展示を中身のあるものにできます。
作品を壁にかけるというアウトプットで終わりじゃない。
会期を終えたあとの充足感は、見に来てくれた人の存在と言葉があってこそ。
一緒に写真展を作りあげてくれてありがとうございます。
Photo by Akiko Saito
今回の作品について
今回の作品のタイトルは「穏やかの旋律」。
小田原市に江之浦測候所にて撮影したものです。
今回の作品をたくさんの人に見てもらい
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「この青は癒される」
「静寂の音が聞こえる」
「いつまでも見ていたい」
「ここ行ってみたい」
「離れて見るとさらにいい」
「部屋に飾りたい」
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などなどうれしい感想を多数いただけました。
こういう声がほんと心の栄養になるので、展示をやってよかったと毎回思います。
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そして、普段作品として出しているのがモノクロやポートレートなので、そのイメージから外れたことに「意外」とか「新しい」との感想も多かったです。
今回の撮影場所は山奥で都会の音は皆無。
方々から聞こえる自然の音にただ身をゆだねて、そこにやってきた穏やかな気持ちをこの一枚で表現しました。
夕暮れ間近の青の世界はとても好きな時間。
モノクロで出すことも考えたのですが、その場で感じた穏やかな気持ちを表現するならカラーがいい。
フォトコミュの写真展って「撮ることの原点に返りたくなる」展示で、撮影場所で感じたことをストレートに表現したかった、ということもありカラーに決めました。
その点も感想やメッセージを読んで「ああ、ちゃんと伝わってる」とうれしくなりました。
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いえいっ( ・ㅂ・)و
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カメラはSIGMAのdp0 Quattro。
プリントはいつもお世話になってるフォトショップハズイさんにお願いしました。
インクジェットでのプリントで紙はピクトリコのセミグロス。
プリント界では定番、困ったらこれ、な紙ですが夕暮れの青とステージや海面の表情を深く出してくれて満足満足。
紙のチョイスにアワガミやキャンバスもいいかなと悩みはしたのですが、写真らしい紙にしたいとセミグロスにしました。
レタッチプリント担当の”お姉ちゃん”こと三浦さん、今回もいい仕事をありがとうございました。
右がハズイのプリント担当、三浦さん。
真ん中はイベント担当の奈々ちゃん。
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それと、タイトルやキャプションについてもたくさんの嬉しい感想いただきました。
正直、作品を撮るより大変なタイトルとキャプションを作る作業。
ぴったりの言葉を組み合わせるのに数日夜中まであーでもないこーでもないと頭を抱えていました。
写真って残念なことに写真だけでは伝わらない。
目で見るものなのに見てもらうだけでは伝わらない。
そこに文字という作者からのメッセージがあって初めて伝わる。
その成果が実って、写真で伝えたいことがしっかり伝わって安堵しています。
Photo by Yoshiyuki Iida
ギャラリートークでは持ち時間いっぱいいっぱいまでお話をさせていただきました。
Photo by Mayu Fuchigami
さて、今回の作品の感想を聞いていて一番聞かれたであろうことが「ここどこですか?」。
今回の撮影場所は小田原市にある「江之浦測候所」。
この施設の説明がほんとに難しく、あえていうなら「構造物の作品と江之浦の景観をマッチさせた屋外の美術館」といったところ。
根府川駅からバスで20分ほど行った山奥にあります。
行くにはちょっと気合いのいる場所。
そう伝えても「行ってみたい」という感想も多くて、ここのファンとしては嬉しい限りです。
江之浦測候所、くわしくはHPへ
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ベストサポーター賞をいただきました
さて、終わった後の表彰式にて裏方がんばりましたで賞な「ベストサポーター賞」を受賞しました。
Photo by Yoshiyuki Iida
今回は展示作品の準備の他に、会場の設営準備もメインで動いていました。
その中で、いままで自分の展示で重ねてきた経験とスキルを他のメンバー、特に展示が初めての方々にきちんと伝えていきたい、という想いがあったので、このような形で評価いただけたのはうれしいです。
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でも正直、名前を呼ばれるとは思っていなかったので、コールされたときは鳩が豆鉄砲くらった感でいっぱいでしたが。
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見に来てくれた方からは会場の作り、特に作品の順序についてたくさんの高評価、「よくこんなバラバラな作風をきれいにまとめたね」といったお言葉もいただきうれしいです。
並び順はみんなであーでもないこーでもないと決めましたが、この順でゴーサイン出してよかった。展示の並びで18作品による一つのharmonyを奏で上げられたのかな、と満足しています。
そして、見に来てくれた人も参加している人もみんなそろってわいわい楽しんでいる姿を見て、いい空間にできたなと、何度もほくそ笑んでました。
最後になりますが、会場のアジギャラリー様、会場にお越しいただいたみなさま、出展者のみなさま、フォトコミュのインストラクター陣、そして代表の渕上真由先生、本当にありがとうございました。
作者近影(自撮りです)
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第6回アドバンス修了生合同写真展「Harmony」
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〈日 時〉2023年9月21日(木)~24日(日)
11:00~18:30(最終入場18:15まで)
※24日(日)最終日のみ 〜15:30
〈場 所〉Aji Gallery アジギャラリー
https://www.ajigallery.jp/access.html
〈主 催〉一般社団法人フォトコミュニケーション協会
〈出展者〉アドバンスコース修了者13名/講師陣4名
https://photo-communication.jp/exhibition/
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