う
ピティナ本選の間際にピアノをお貸しした時の話♪♪♪
このご縁がきっかけとなり、
私の「コンクール全国大会を聴きに行きたい」という思いが募り、
前日に、
「明日、銀座のヤマハホールまでコンクール聴きにいってくるわ〜」と家族に宣言
夫に、
「有名な人のなの?」と聞かれ、
「うん、これから有名になる人のピアノ」
「ふーん…」←全くピアノに関心なく、マイケル・ジャクソンのような音楽を好んでいる人なので
娘2人には、
「ほんまピアノ好きねんなぁ〜」勝手にどうぞ、という態度であしらわれ…
イェーイv(^-^)v
行ってきました〜
銀座
F級
男の子が出るのは昼から。
でも、ホールに着いてからずーっと会場にいて、聴かせていただきました
あ〜
ピアノっていいなぁと
若い人たちの、パワー溢れた、迫真迫る、可能性に満ち満ちたピアノ演奏を間近で聴ける幸せを感じて、思う存分に味わわせていただきました
驚いたのは、会場全体がコンクール独特のピリピリした張り詰めた空気ではなかったこと
小さな頃から出てこられた方も多いからか、その成長と演奏を楽しみにされる期待が大きかったのでしょうか
YouTubeなどで上位の方の演奏はすぐにアップされるので、身近に感じるからでしょうか
6時間聴いても、まだまだ聴いていたい気持ちでした
〜「四期」が学べるピアノコンクール〜と副題にあるように、バロック時代の曲から、近・現代の曲までを1曲ずつ、4曲通して演奏されます
なので、演奏者ひとりひとりのミニコンサートをいくつも聴くような感じ
でも、演奏者にとれば、四期それぞれを奏法であらわすのはとても難しいこと
これも争点になるのでしょう…
コンクールは、順位を競うので、私も聴きながら色々と感想を記しておきました_φ(・_・
【感じたこと】
長期間練習されてきた本選の曲は、慣れ過ぎた感じで新鮮さに欠ける演奏もあり、「常にベストな状態」を保つことの難しさと大切さを感じました。
細かいパッセージでのクレッシェンドは、唸るようになりがちですが、パッセージの音が立つように細かく聴こえるようならもっといいのにな、と思いました。
さすがここまで来る方は、左手、右手のバランスはもちろん、ハーモニーが美しく、バッハの3声、4声も、聴いていてうっとり
さすが〜!と感じましたさらに左手のみで曲を感じられるような練習を徹底されれば、さらにバランスは良くなり曲全体のレベルアップになると思いました。
リズム→常に一定に刻みながら、そこにピアノを歌わせていくことが大切だと思います…が、
聞き手に刻んでいることを感じさせず、リズム感を曲と一体化させていくことができたら、
もっと素晴らしくなると思いました。
自分が審査員の先生だとしたら…
テクニックはもちろん自分の音楽を表してる演奏をしてる
また聴きたい
もっと聴いていたい
これからの成長にとても期待が持てる
音色が心地よい
と感じた演奏者を選ぶだろうなと。
審査員の先生方もそうだと思います、きっと。
…で、
次の日に、男の子の結果をおしえていただきました
銀賞!
おめでとうございます♪♪
YouTubeを載せれるようになっていたので、貼らせていただきますね
帰りには、ℹ︎先生とお母さまと男の子とお茶しながら小さい頃からのピアノの練習のこと、今までのコンクールのこと、これからのこと、などなど貴重なお話をたくさん聞かせていただき、
また私の胸も高鳴りました
ありがとうございました
ピアノの上達は、
本人の日々の練習の積み重ね、
ご家族の心強いサポート
レッスンで「どのようなレッスンを受けるか」、その積み重ね(私も自分の生徒さんへのレッスンをする中身が引き締まりました)、
そして、
発表会やコンクールなどの舞台での演奏経験の積み重ね、
を、諦めず、コツコツ、めげないで、「上達したい」という思いを持ち続けてピアノに向かうことなんだなぁ、とあらためて感じました
パンフレットの挨拶文の最後
【ピティナで全国決勝大会まで進出するようなお子さんは、間違いなく高い基礎能力を持っているはずです。ピティナをはじめとした各種コンクールやステップなどをご活用いただきながら、充実したピアノ学習を継続していただきたいと願っております。】
と書かれていました。
ほんとにそうだなぁ〜と。
私自身がピアノの先生として、高い基礎能力をつけるレッスンをしていけてるのかどうか、
習うご本人が充実したピアノレッスンだと感じておられるかどうか…
深く考え、振り返り、これからのレッスンを見つめ直すこともできました
それにしても、ほんとうにレベルの高い演奏の数々でした
様々な出会いとご縁に感謝です
ハートフルピアノ教室
太田直子
どのようなお問い合わせもお気軽に