少し落ち着いた?:ADHD小6男子 | こどもと一緒に成長中。

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子育てを通して考えたことなど、子供達と一緒に学んだことを記録していきます。
11歳、8歳、5歳の男の子三児ママで、現在時短勤務を選択しています。
仕事と育児の両立に悩みながら、子供達と一緒に成長していきたいです。

ご無沙汰しています。

 

このブログの一番の話題は長男、小6男子のことでした。

当初はDWEも含めた知育ブログだったのですが、小3ぐらいで学校で集団生活についていけなくなり、

病院を受診したり発達検査をしたり・・・結果、ADHD(注意欠陥多動性障害)があると思っています。

 

ブログは段々ご無沙汰になりましたが、集団生活への困り感のピークは小学4年生だったと思います。

ブログ記事にしたかしら? 小学5年の高原教室の時には、興味の赴くままにどこかへ行ってしまうことを心配され、

「お母さまも同伴しては?」なんていう話も出てきたのですが、学校と対応に関して話し合いを重ね、無事に親なしで高原教室を完遂できました合格

修学旅行はもうすぐ規模を縮小して行われますが、特別なお話しは全く出ず、無事に行くことができそうです合格

 

小学6年生、学校に行き始めたのは6月と認識してますが、夏ぐらいまでは大人しくしており、先生に、

 

とても真面目に授業を受けており、不気味なくらいですーーー

 

と言われていたのですがあせる  今はクラスに慣れたようで、少々悪ガキになっているらしいですあせる

でも、集団に迷惑がかかるような行動はなくなり、本来は優しさのある子供ですのでお友達とのトラブルは全く聞かず(これは一番ひどい時もほとんどなかったのですが)、

私は精神的に本当に楽になりました。

 

ADHDは小学校高学年以降に衝動性・多動性に関して少し落ち着く(ただし不注意は残る)と言われていますが、

もし苦しんでいるお母さまがいらっしゃるなら、確かに(少しは)落ち着きました!! と、我が家の経験をお伝えしたいです。

 

ただ、たろーに関して、家ではとっても悪ガキで苦労していますが、自分を出せない環境があるようで、

そういうところでは大人しい印象を持たれているようです。

先日面談したサッカーでも、コーチはそんな印象を持たれているようでした (→ こちら☆ )

 

私としては、

 

自分を出せず大人しい → 問題を起こさない

 

という状況は望んでおらず、

 

自分らしくのびのびと過ごし、かつ問題を起こさない

 

を目指しているので、大人しい状況というのは、自分を出せない環境はまた理想とはちょっと違うな、と思います。

恐らく、これから思春期になって、ますます自分を出せない環境が増えるのではないかな・・・・。

今の小学校のお友達は、自分を出せてかつトラブルを起こさない、たろーにとって、とてもとても大切な居場所なのだと思います。

それを直感していたので、私立中学受験をあきらめました。

たろー本人は年齢があがるにつれて公立中学へを望むようになり、まあ、親がいくら言っても聞きませんけどね・・・・。

 

たろーはADHDがあると思っていますが、病院受診にてASD(自閉症スペクトラム)傾向もあると言われています。

コミュニケ―ションにそれほどは疑問を持ちませんでしたが、慣れない環境で自分を出せない、というのは影響があるかもしれません。

何より一番の問題は、自分の考えと違うところはいくら何も言っても全く動かないんですよね・・・。その病的なまでの頑固さがASD由来なのかな、と思ってます。

昨日、夫が週末なので自分の部屋の掃除をしなさい、と声をかけても全く動かず、夫が次第にブチ切れ危うく大惨事となるとこでしたあせる

夫も始めは相当辛抱して声がけしていたんですけね。

 

自分がやりたくないことに関しては、ほんと怒るとか、たとえ体罰でも、たろーを動かすことはできないので、

自然と私も、たろーが自分で必要性を考え、自分で良い方向の選択をして前に進んでくれるように、そう心掛けた声がけが増えました。

(いや、そうはいっても思う通りに動かず相当ぶち切れてますよあせる 忍耐のハードルを軽々とぶちやぶってくれるのであせるあせる

 

今、たろーは私が何も声がけをしなくても、毎朝ラズキッズを読み、ピアノを弾き、帰ってきたら最低限の勉強をしてまたピアノを弾きます。

中身はだーいぶ問題なのですが、やりたくないことはてこでも動かないたろーにしては、頑張っていい方向に動いていると思います。

あとは中身あせる やればいい、という問題ではなかったあせる

毎日英語に触れていても全然英語できないし、毎日ピアノを弾いても毎日同じところを間違えます。

勉強も何度言っても図を書かない、式を書かない、字はとても雑。

そんなんでできるようになるわけがないのですが、ほんとうに少しずつ、できるようになるためには、というところに本人の考えが及びつつあるように思います。

難関私立中学に合格した夫から見ると信じられないぐらい思考回路が幼いそうですが(夫は同時期自主的に本気で勉強していたそうで)、私は親バカですので、少しずつ自分で軌道修正してくれることを信じています。

 

最後に、最近のピアノ演奏を。7月の時に弾いた、モーツァルトのきらきら星変奏曲です。

この曲は全部で12変奏曲があるのですが、たらたらと半年ぐらいかけて少しずつ習ってました。変奏曲は区切りが短くてたろー向きですね。

コロナ禍でいつもの自治体の発表会募集のアナウンスがなく、今年はないんだなーーと思ったら、なんと発表会2週間(弱)前に、お友達ママさんから発表会募集されてるよ、ってLINEがガーン

最終章の譜読みがやっと始まったばかり。時間制限があるので抜粋にはなるものの、最低限最終章は弾かないとあせる

時間とれる週末は1回しかないよ。こんな状況でごめんなさい、絶対無理ーーってママさんにお返事したのですが、たろーがお友達が出るなら自分も出るって、珍しくやる気になりました合格 いや、この状態で出していいのか相当悩みましたけどね。私は。

最初の方ほど長く弾いているので、最初から弾いて途中飛ばして最終章弾けば、と私も先生も勧めたのですが、

最後から2番目の変奏曲も弾きたいと譲らない。

ここでもASD気質が・・・

というわけで、4分の時間制限ぴったりに弾いたモーツァルト、最後の2つの完成度がすごーく悪いのはそういうわけです。暗譜もできてません。

この2週間の練習は数カ月分の練習以上のものがあること、相変わらずのモーツァルトの選曲、変奏曲の選曲(最後から2番目はとても優しいところ←私の好みでは全然ないあせる)、全てがたろーらしいです。

 

このままたろーらしく成長することを期待します。

 

(今までのピアノの動画一覧は こちら☆ になります。)