今回ワルシャワに滞在可能日が、
ちょうどショパンの命日と重なりました。
ワルシャワ中心部にある聖十字架教会には、
ショパンの心臓がおさめられています。
フランスにいる頃、彼の愛する
ワルシャワはソビエトの支配下にあり、
自分の帰国は叶わず、せめて自分が死んだ
ら心臓だけは祖国に埋葬して欲しい、
との願いから柱におさめられている『心臓』
生徒さん達にその話をすると…。
「心臓が埋めてあるって…ギャー!」
と、反応が来たりしますが。
当時、身分が高い人は、遺体と心臓など身体
の一部分を分けて埋葬するのは
珍しくなかったようです。
教会です。
20:00から始まるショパン追悼コンサート《モーツァルト レクイエム》
に合わせて人々が集まってきました。
老若男女の人々で立見もいっぱいに!
これは、中央祭壇に向かう通路ですが、
左右にある椅子もその傍の通路も、人、人、人。
そして、
20:00からショパンの追悼のコンサート、
モーツァルト レクイエム《K.626》の演奏が
始まりました。
合唱と管弦楽の響きが高い高い教会の
天井に鳴り響き、声と楽器の素晴らしい
調和の響きが人々の頭上に舞い上がり、
それでいて細部まで、pppまでが心に届く
素晴らしい演奏でした!
あゝ!音はこのように聴こえ響くものなのか、
と。響きが空中でとけあい降りる。
pppは本当に天使の声のように。
何か、空から音楽の神様が降りてこられた
ような不思議な気持ちになりました。
その神様は、私にメッセージをくださいました。
それは、ヒ・ミ・ツ(笑)
と、言ってみたかった。(苦笑)
音楽を愛して、音楽を通し《誠実》に生きる
との気持ちで心がいっぱいになりました。
一緒にいた娘に涙目ウルウルしながら
その思いを話しながらの、帰り道。
あゝ!やはりショパンは偉大だ!!涙!
出口比呂子ピアノ教室《ぴあの広場》
幼いお子様から熟年の大人の方まで、
ピアノを皆さんが大好きに、そして自然に
上達するように、レッスンに努めています。
《正しい基本》《美しい音》《豊かな表現》
を、大切にご指導しています。
生徒さんのコンクールでのがんばり。
ピティナコンペティション、ショパンコンクール
inアジア、バッハコンクール、ブルグミュラーコンクール、日本演奏家コンクール、日本クラシックコンクール、かながわ音楽コンクール(ファイナル)に、全て全国大会出場をして成果を出して
います。
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