🎹でぐちピアノ教室🎹
ぴあの広場


とても久しぶりにブログを書きます。照れ

最後に書いたのが2018年、今は2023年!この5年間は、何だかんだと忙しく過ぎて。あっという間に5歳年齢が増えた!目歳とるのは早い!


これから、又、音楽のこと、ピアノのこと、レッスンのこと、日々のことを楽しく綴っていきたい心境になりました。

さぁ、5年分行くぞ!!とはなりませんが。口笛


実家を整理していたら、いろいろ見つけました。

これは、古ーいピアノリサイタルのプログラム。

なんと、1951年上野の東京文化会館、レオニード・クロイツァーのピアノリサイタルです。今から72年前!!私は未だ生まれていませんよ!!びっくり


現在92歳の母に聞いたら、「死んだお父さんとの初めてのデート❤️で行ったんだよ、凄いピアニストだから一緒に聴きに行こうって」ふふーん。


クロイツァーはユダヤ人の有名なピアニスト、第二次世界大戦のナチスドイツを逃れ来日したあと藝大で教鞭を取られたとのこと。亡くなった父は建築家で音楽や映画が大好きだったから、母から、この話しを聞いて「父らしいなぁ、、」と思いました。

まだ23歳の父と20歳の母は、どんな気持ちで、世界のクロイツァーのピアノ演奏を聴いたのだろう。。


2人の青春の1ページがクロイツァーとは!

いけてるではないか!


クロイツァーは、軽井沢に滞在している日々もあり、そこにはレオ・シロタが訪れたとも。


私が、中学生から大学入学まで師事していた鎌倉にお住まいのY田先生は、現在95歳で、コンクールの審査もなさり指導もステージで演奏もなさいます。超人です!Y田先生は藝大でレオ・シロタ先生に師事なさっていました。


私は決して優秀な生徒ではありませんでした。先生が言われることは難しく、どうしてもできずに、悔し涙にくれてトボトボ帰る鎌倉の帰り道。あぁ、今も思い出します。あの時、もっと練習すればよかった!あせる


ここからは多少無理に繋げますが。爆笑


72年前に、両親が初デートでクロイツァーを聴き、両親はピアノを私に習わせてくれて、私はピアノが大好きで続けてY田先生に出会い、Y田先生はレオ・シロタの直弟子でいらして、、、私の二人の娘は音大へ進み、現在、長女はポーランドのショパン音大で勉強中です。音譜


そこまで72年かかってるんだ、と思うと、

夏の暑さの影響か、目眩がクラクラとしてきました。

プログラムは、

コンチェルト→奏鳴曲

バラード→◯詩曲、、(◯の字が見つからず)

ノクターン→夜想曲

マズルカ→マヅルカ

ワルツ→圓舞曲

など、日本語の表記が味わい深く興味深いです。

解説もあります。


今日は、一枚のプログラムから思いを馳せました。72年間は、音楽を通して繋がっているのかなぁ、と、不思議な気持ちがします。


また、ブログを書きます。

お時間があるときにお読みくださったら

嬉しいです。


では、また。ニコニコ皆さま、暑さにお気をつけてお過ごしください。




​横浜市栄区のピアノ教室です。ひとりひとりの個性を大切に、基礎の大切さと、のびやかな音楽を目指しています。小さなお子様から音高音大受験まできめ細やかなレッスンを行います。