🎹出口比呂子ピアノ教室🎹
ぴあの教室
横浜市栄区のピアノ教室です。ひとりひとりの個性を大切に、基礎の大切さと、のびやかな音楽を目指しています。小さなお子様から音高音大受験まできめ細やかなレッスンを行います。
だいぶ読み込んで古くなってしまいましたが、、
「ジョセフ・レヴィーン ピアノ奏法の基礎」
と、いう本です。
初版が1981年で、1989年には第14版までの、その当時、話題になった本だと思います。
訳者はバーナム教則本でお馴染みの中村菊子さんで、65ページまでの薄い本です。(内容はめちゃくちゃ濃いですが)
巻頭の言葉は、今はお亡くなりになってしまわれた、中村紘子さん。「レヴィーン夫婦について」
その最初の言葉は、
「良い師にめぐり逢うことは、良い結婚相手と出逢うことと同じくらいに困難で、運命的なものではないだろうか。」
中村紘子さんは、18歳でアメリカのジュリアードでロジーナ・レヴィーン先生に習い、日本で身につけたものを基本から全くやり直す日々になり、それは、音楽院の向かいのハドソン河に飛び込んでしまいたいほどのショックだった、と述べておられます。(日本では天才少女と有名でいらっしゃいました。その時の気持ちを毎日アパートの壁を眺めて死にたいような気持ちだった、とエッセイで読んだことがあります。)
第7回ショパン国際ピアノコンクールの12人入賞者のうち5人がレヴィーン先生の生徒、その時に中村紘子さんも入賞し、第8回では門下のガーリック・オルソンが優勝、あのリヒテルがアドバイスを求めて来たり、、レヴィーン夫婦は、本当に偉大なピアノ教師であったそうです。
本の内容は読めば読むほど、奥深く興味がつきることはありません。
そして、途中に、書いてあるのが、
「自分自身への大切な質問」です。
それは、
腕は空中に漂っているように力が抜けているか?
鍵盤は底まできちんと下ろしてひいているか?
指先はいつも鍵盤の表面に用意されているか?
ある時は、
「ちょっと止めて、聴いてください」
君は作曲家の意図と気持ちを聴取に伝えているだろうか?
君は、自分で感じたこと、欲することを聴取に伝えているだろうか?
何はともあれ、必ず何かを表現してひいてくれたまえ!
と、書いてあったりします。
これは、まだまだ、私が若い20代の頃かな?鉛筆✏️で、これはシャーペンじゃないな。。線を引いた後があります。いろいろ分からないことだらけで一生懸命に読み込んでいました。懐かしいなぁ!真面目にやってたなぁ!線の引き方が汚い疑惑。
最初の言葉のように。レッスンの内容は小さなお子さんから多岐にわたっても、「自分の本当の先生」に出逢うことは難しく運命的かもしれません。
少しでも、生徒さんのお役に立てる素晴らしい出逢いをお待ちしています。
では、また明日に!
皆さまも、明日もお元気でお過ごしください!
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