出口比呂子ピアノ教室
ぴあの広場

横浜市栄区のピアノ教室です。ひとりひとりの個性を大切に、基礎の大切さと、のびやかな音楽を目指しています。小さなお子様から音高音大受験まできめ細やかなレッスンを行います。ルンルン音符​​



読めば読むほどに!そうそう!その通り!
忘れてはいけない内容ばかりです。
今日は、

正確に弾くことに関する話しです。
以下は「ピアノ奏法の基礎」から。


「どうしていい加減に弾く生徒がこんなに多いのだろうか?その原因は、生徒の頭の中で弾くことがはっきりしていないからだ。今仮に君が知ってる曲の中から1番やさしい曲を選んで普通の曲で弾いてみる。頭を使って考えながら弾くと演奏は正確になり、いい加減なところは消えていく。


少し大きな曲を選んで君が無難に弾ける速さより少し速めにひいてみよう。そうすると、途端に不正解なところが出てくる。これがいい加減な演奏をつくる秘められた原因だ。正確に弾けない原因はそれ以外に何もない。

曲をゆっくりしたテンポで弾くには強い意志が必要で、速く弾きたい心に負けてしまう。

決して、頭やリズムが混乱するテンポで弾いてはいけないということを自覚させることは大変に難しいことだ。」


その通り、「ゆっくりさらってみよう!」と話してもご本人はゆっくりのつもりでもそうで無かったり、段々と速くなったり、、、。テンポを遅くして練習するのは、結構、大変です。

私は、小さなお子さんに話す時は、「全速力で走っては全くまわりの景色が見えないよ!あっ、お花さいてる、キレイ!とか、空が青くて素敵とかさ。
走ることだけでいっぱいいっぱいで、足もつれてころんじゃうよ」みたいに話します。

「だから、周りの景色をみて感動したり、お友達とあって手を振ったり、花の色を見たり、そんなふうにたくさん考えてひいてねー。」


急がば回れ!の気持ちでゆっくり練習しましょう。

とてもゆっくりにして、よく考えて、いろんな表情をハッキリとつけてみましょう。

指先の感覚をしっかり持って。ニコ

クレッシェンドは本当にクレッシェンドになってる?
dim.は、その通りになっていますか。
そのフレーズはどんな気持ちで、どんな音で?

左手を良く聴けてるかな??

頭を使って、考えてゆっくり弾いたら、一度弾いても頭は疲れるはず。さぁ、身体の力を楽にして、今度、少しだけ速くして同じように弾いてみましょう!

そのように、一緒にレッスンをすることは、とても楽しいことです。ラブラブドキドキラブラブ

生徒さんと一緒に音楽をつくっていく、生徒さんの中から持っている音楽を引き出し、構築していく、その助けをする喜びは何にも変え難いですね!ラブラブラブラブ


明日の朝は9時からレッスンスタートです。

シロくんは朝が早くいつも早朝5時に起こしてくれます。笑い泣き嬉しいが正直辛い。。

おやすみなさい💤明日も良い一日をにっこり