J2の大半のチームはシーズンオフになりました。プレーオフ参加チームと処遇がはっきりしない熊本のサポーターはヤキモキでしょうけどポジティブにも、ネガティヴにも楽しんで欲しいものです。
で甲府と並び今年最も忙しいチーム鹿島アントラーズがACLを制覇、さらに天皇杯もベスト4に残ったという事で天皇杯の準決勝以降の日程が変更になりました。
それに伴いテレビ中継が地上波から衛星に変更されるようです。まぁ仕方ないですよね。
と、個人的には思っています。だって予定は組まれているわけだし、地方局じゃないんだから番組の予定とかは数ヶ月前から組むはずだし、さらにNHKだし。
私が昨日Twitterにボソッと呟いたこの言葉。
「スポーツ中継って、地上波の全国ネットは必要ですか?」
何名かいいねを押していただけた方がいて良かったです。
スポーツの浸透度を早めるのにテレビ中継というのは大変有用で私たち世代(アラフォー)は平日のゴールデンタイム(19時から22時までの3時間)は常に巨人戦が流れていました。それこそドームで試合を見た事ない人でも桑田、斎藤、槇原の三本柱は知っていたし、野球に興味がない人でも松井秀喜を知っていたと思います。
ただ、このある意味巨人一極集中というのを嫌ってできたのがJリーグで、スポーツチームというのは地域に根ざすべきものである。という考えだったと思います。
川淵のおじちゃんもヴェルディ川崎問題で確か「Jリーグに巨人はいらない」と言ったのもこの絡みかな?って思ってます。
でも正直テレビの浸透度は大きく無料で見られる試合は大きい。でも知名度のない試合は見たいくない。かといって知名度の高い選手だけを見たいわけではない。仮に「仙台」対「神戸」をやったとしたら中立のはずなのにイニエスタばかり取り上げられます。
地上波の全国ネットは多くの視聴者の最小公倍数を満たす番組にするため余計なものが増えます。
ではどうあるべきか考えると地上波でもエリアを狭めて視聴者の数を減らし最小公倍数を小さくする必要があります。
例えば選手の知名度。仙台の地元では知っている選手であれば全国的に知名度があれでも余計な装飾はいりません。結果的にローカル放送であれば狭い地域に必要な情報を出すことができます。
ただ、それが難しいのはわかっています。なぜならばゴールデンタイムは東京で作った番組を全国に流す局が多いからです。ローカル枠というものがあるにはありますが週に1日1時間から2時間程度だったりします。
これでは打つ手は限られます。
そんな中異質なテレビ局があります。
縦読みが話題になりましたが、ゴールデンタイムに広島対DeNAという試合が放送されるということの方が個人的には驚きです。
これが出来るのがTBSのローカル枠設定にあります。上にも書きましたが、通常各放送局が独自に番組を流す時間は週1、2時間と書きましたが、TBS系列では3時間。しかも水曜日の7時から10時までという3時間連続。
つまりTBS系列では水曜日のゴールデンタイムは全部各局お任せします状態。これにより全国的にはどうかと思われるスポーツ中継ができる展開になっています。
これは個人的には大きな事だと思っています。まぁあの局の番組制作能力(スポンサー)のこともあるのかもしれませんけど。
各スポーツ頑張っているとは思いますが、まずは地域に根ざし、その地盤を固める。頑張って欲しいです。
我が栃木SCは来年こそは応援番組復活して欲しいなぁ…【まぁ栃木県民じゃないので観られませんが】
そんなこんなで東武宇都宮線車内で書いたこのエントリー。まもなく東武宇都宮駅に到着です。今日はファン感謝祭。バンバ広場は日の当たらない場所なので十分暖かい格好をされる事をお勧めします。私は忘れましたけどね!