「なつぞら」第28回~咲太郎に会うため、浅草六区館へゴーの巻 | 日々のダダ漏れ

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「なつぞら」 第28
第5週 「なつよ、お兄ちゃんはどこに?」
咲太郎に会うため、浅草六区館へゴーの巻

 

 

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<閉店後の川村屋>

野上) インド風バターカリーでございます。

なつ) バターカレー?

野上) バターカリーです。

 川村屋の名物でございます。

なつ) ふ~んバターが…。頂きます。

富士子) まだよ。

なつ) えっ?

富士子) これからカレーを

 かけてくれるんでしょ。

なつ) ああ…。

野上) いえ。ご自分で、お好きなだけ、

 こちらのカリーをライスと一緒に、

 お召し上がり下さいませ。

富士子) あっ、自分でかけるんですか?

野上) お好きなように。

なつ) へえ自分で…。

野上) 手抜きじゃございませんよ。

なつ) フフッ。

富士子) よばれましょう。

なつ) うん。

富士子・なつ) 頂きます。

(カレールーをバターライスにかける2人)

なつ) おいしい!

富士子) うんおいしい…。

 バターはあんまり感じないわね。

なつ) 溶けて風味だけになってんのさ。

富士子) うん。うん、うちでも入れてみようか?

なつ) 入れてみよう! こういう味になるかも。

野上) それはどうなんでしょう…。

 ご家庭のカレーとは、また…。

なつ) あっ、カリー、だもんね!

 カリーって何ですか?

野上) 発音でございます。

なつ) でも、

 バターはきっとうちの方が勝つね。

富士子) そりゃそうよ。

野上) それはどうなんでしょう…。

なつ) うちは牧場なんです。バターも、

 手作りすることがあるんですよ。

 一度うちのバターを使って

 もらいたいもんですねえ。

光子) 是非、自家製の北海道バター

 を試してみたいですわね。

なつ) あ…すいません、

 生意気なこと言って。

光子) いいえ。食べ終わったら

 お部屋にご案内しますね。

富士子) とてもおいしいです。

なつ) 本当においしいです。

光子) ならよかったです。

 カレーを気に入ってもらえて。

野上) マダム。カリーでございます。

光子) 面倒くさい。フフフ。

 

**********

 

<川村屋のアパート>

なつ) 助かったね、宿代。

富士子) あと何日いるか分かんないもんね。

なつ) 無理させてごめんね。

富士子) いいのさ。

なつ) あと少しいて、

 手がかりなかったら、帰ろうか。

富士子) なして? 帰りたいのかい?

なつ) いやそういうわけじゃないけど…

 無理してもしかたないさ。

富士子) 気ぃ遣ってるんだね、私に。

なつ) 牛のことも心配だし。

 東京は暑いもねえ。

(窓を開けるなつ)

なつ) ああ、気持ちいい風…。

富士子) 夕見子がね、

 大学に行きたいんだって。

なつ) 大学に?

富士子) そう。それも札幌の、

 北大、受けたいんだって。

なつ) 北大? すごい!

 夕見は頭いいからね。

 昔から本ばっか読んでるし。

 博士になるのかな? ハハハ…。

富士子) 別に、何になりたいわけじゃ

 なくて、自由になりたいんだって。

なつ) へえ~…今でも十分自由に

 してんのにね。夕見らしいわ。

 母さん寂しいの? 私がいるしょ。

富士子) 夕見子にね、言われちゃったのよ。

なつ) 何て?

富士子) 土地に縛るのは、

 なつだけにしてって。

 そんな気ないからね…いいんだよ。

なつ) いいって何が?

富士子) もしも…もしもよ、いざという時には、

 私の事は、無理に、母親だと思わなくていい

 からね。おばさんだと思えばいいのよ。ほら、

 9年間も一緒に過ごした、おばさんだと思え

 ば、逆に、家族と同じだって思えるしょ? ど

 んなことがあっても、なつのことは応援して

 るし、いつでも、味方になってくれる人だと、

 そんな風に思ってくれたら、私は、それで…。

なつ) (涙)

富士子) えっ? どした? なつ、どうしたの?

なつ) どして…そんなこと言うの?

 したから、東京に連れてきてくれたの?

 私をお兄ちゃんに返そうとしたの?

富士子) 違うわよ!

なつ) やだ!

(富士子にしがみつくなつ)

なつ) やだよ…

 私から母さんを取らないでよ…。

 母さんを取らないでや…。(涙)

 やだよ…。

富士子) ごめん…。

 そんなつもりで言ったんじゃないんだよ。

 ごめん、なつ…。ごめん…。

(泣きながらなつを抱きしめる富士子)

 

**********

 

<帯広・雪月>

雪之助) はいお待たせしました。

雪次郎) 来た!

雪之助) え~新作の、かき氷です。

夕見子) う~わ~!

雪之助) 氷ん中に何入ってると思う?

夕見子) 氷ん中に?

雪之助) パイナップル!

雪次郎) うん。

雪之助) パイナップルを忍ばせて、

 上に何かかってると思う?

 香り豊かなリンゴのシロップ!

雪次郎) ハハハ…。

雪之助) 商品名何だと思う?

 雪月の夏!

(拍手する雪次郎)

夕見子) 全部言うのに何で聞くのさ。

 雪の夏って矛盾してるけどね。

雪之助) いやそこがいいんだ。

 雪の中に、パイナップルの月、

 夏の風物詩、雪月の夏!

雪次郎) よよっ!

夕見子) とけるんで頂きま~す。

雪之助) はいはいどうぞ。

夕見子) うん、パイナップル!

雪之助) フフフフ…。

雪次郎) 俺も北大受けるかな。

雪之助) 北大? 

 お前の成績と…矛盾してるな。

雪次郎) じゃ札幌でお菓子の修業するさ。

雪之助) いやダメだ。お前の修業先は、

 東京って決まってんだから。

夕見子) えっ、東京行くの? 雪次郎。

雪次郎) そうしろって言うんだ。

雪之助) 私が修業してた店にね、

 まあ雪次郎にも、行ってほしくてね。

夕見子) えっ、おじさんも東京行ってたの?

雪次郎) うん、そう。昭和6年だったかな。

 17歳から5年間、東京は新宿、川村屋と

 いうパン屋で、修業してたんだ。

夕見子) えっ、新宿?

雪之助) うん。

夕見子) なつと母さんも今新宿行ってるよ。

雪次郎) えっ、そなの?

夕見子) うん。

妙子) ちょっと、忙しいのに

 いつまでかかってんの。

雪之助) いや…なっちゃんと富士子さん

 がな、今東京の新宿にいるってさ。

雪次郎) うん。

妙子) 本当!?

雪之助) うん。

妙子) 何しに行ったの?

夕見子) そこに、

 なつのお兄さんがいたみたいで。

とよ) ちょっと忙しいのに

 何油売ってんだい。

妙子) なっちゃんが、

 新宿でお兄さんと会ってんだって。

とよ) あら、本当かい!

夕見子) 会ったわけじゃなくて、捜しに

 行っただけ。新宿にいたとしか分かっ

 てないんだわ。

雪之助) いや~新宿か…。

 ハハハ…懐かしいな。

夕見子) おじさんは新宿の

 パン屋で修業してたのか。

雪之助) いやパン屋っていってもね、

 もうそこにはいろんなもんあってさ。

 インドカリーなんてものもあったわ。

 私もね、そこで世界のチョコレートや

 クリームを、作ることを覚えたもね。

 ハハハ…。何より、視野を、広げる 

 ことを覚えたんだわ。

(雪次郎の方をたたく雪之助)

夕見子) へえ~…すごい。

 

**********

 

<新宿の川村屋>

なつ) このクリームパンおいしい!

富士子) うん、おいしいねえ。

なつ) うん。

富士子) このクリーム、

 雪月のシュークリームに似てない?

なつ) 言われてみれば…。

 じゃじいちゃんに買ってくと喜ぶね。

 雪月のシュークリーム大好きだもね。

富士子) そだね。

なつ) うん。

(クリームパンを食べる2人)

 

**********

 

<柴田牧場・作業場>

夕見子) はい、じいちゃん。

泰樹) どしたんだ?

夕見子) 帯広に出たから、お土産。

 雪月のシュークリームみんなで食べて。

 うん、じゃあ、頑張ってね!

 頑張って。うん。

(紙袋をのぞく泰樹)

悠吉) あの夕見子ちゃんが…!

菊介) あんな笑顔を…!

悠吉) 女の子らしいとこ初めて見たもなあ。

菊介) 「じゃあ、頑張って」だもなあ! 

 ハハハ…。

照男) 母さんとなつがいなければ

 気が利くんだな。

泰樹) へえ…。

 もったいなくて、食えねえ…。

(シュークリームにかぶりつく泰樹)

菊介) おやっさん、食べてるし。

悠吉) ハハハ…。

泰樹) あと2つしかない…。

 

**********

 

<新宿・川村屋>

信哉) なっちゃん!

なつ) どうしたの?

信哉) 今日浅草の芝居小屋を回って聞い

 てみたんだ。ムーランルージュにいた人

 で、浅草に流れた人もいるっていうから。

なつ) 浅草に行ってくれたの?

信哉) そしたら、

 今それらしい人がいるって。

なつ) 本当かい?

信哉) まだ見たわけじゃないけど、

 咲太郎かも!

 

**********

 

<浅草の劇場・六区館>

(真っ赤な下着のような衣装で

 踊る女性ダンサー)

 

**********

 

<楽屋>

咲太郎) 師匠! 起きて下さいよ!

 どうするんですか?

島貫) 師匠と呼ぶな!

 俺は芸人じゃねえ、役者だ。

 先生と呼べ。

咲太郎) そんなこと言ってる場合で

 すか! もうすぐ出番ですよ!

島貫) しょうがねえだろ、

 相方が来ねえんだから。

咲太郎) いやしょうがないってそんな

 こと言っててもしょうがないでしょう!

 本当にどうしちゃったんですかね、

 松井さんは…。

島貫) どうせ博打だろう。

 俺はもうやだね。

 あんなやつと二度とやらねえ!

咲太郎) じゃあ、一人でもやって下さいよ。

島貫) 役者もやめた!

咲太郎) 何言ってるんですか! 今日の

 ステージはどうするんですか! 師匠!

島貫) お前出てこい。

咲太郎) 俺が出てどうするんですか!

島貫) お前の好きな森繁久彌のまね

 でもしてくりゃいいだろ。

咲太郎) そんなのここの客に通用する

 わけないじゃないですか!

島貫) いいからやってこい! 行け!

咲太郎) ええ~…。

 

**********

 

(信哉に連れられ、

 表になつと富士子が来る)

信哉) ここの幕あいに、

 コントと呼ばれる芝居をしていて、

 それの手伝いをしてるらしい。

 

**********

 

(信哉の先導で劇場に入るなつ)

(下着のような衣装で踊るダンサー)

(戸惑うなつと富士子)

 

なつよ…覚悟はいいか?

いよいよ…。

 

**********
 

やればできる子、夕見子がなつと富士子の

留守中に大活躍(言い過ぎ?)の巻。まあ、

家事はしょうがないとして、女の子らしさや、

気配りを見せる夕見子。なつならともかく…

夕見子からお土産をもらったのは初めてだ

ったのかも。泰樹さんのデレが可愛らしい。

みんなで食べてと言いながら、人数分ない

ところがまた夕見子らしい。あれはきっと兄

・照男の分が頭から抜けてたんだろうなあ。

 

家の手伝いをみんなで一緒にやることもで

きただろうけど、なつに譲っていたんだろう

ね、夕見子ちゃんは。積極的に家の手伝い

をする事に興味がないのも本当だろうけど。

 

さて…いよいよ、なつと咲太郎の再会が…。

どいつもこいつもイケメンばかりで、感動が

ちと薄まりつつあるこの頃。人間って贅沢w

 

 

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