ニンテンドークラシックミニ

ついに買いました!
かわいい・・・すごくかわいい・・・
小ささを表すために手のひらで持っている写真をよく見かけたので私も真似してみたのですが、伝わってますか?



どうでしょう?
写真で見ていて小さいのはわかっていたけど、思った以上に小さいです、これ。

これが発売されたころから欲しいな~どうしようかな~と思っていたのですが、この度ついに。
最近テレビが面白くないね、なんかゲームとかあればいいのにね、という夫婦の会話から思い立ったものでした。




ファミコンが発売されたのが1983年の7月だそう。
そのときは私は小学校3年だったか4年だったか・・・。
そして、一世風靡を巻き起こしたスーパーマリオが発売されたのが、1985年。




まさに私はファミコン世代です。
でもファミコン世代ってよく言うけど、いったい何歳から何歳までの人がファミコン世代なんだろう。
自分はファミコン世代だ!という方、年齢と共にお知らせください(任意)。





本体にすでに30種類のゲームが内蔵されているのですが。
その中で少しでもかじったことのあるゲーム。

ドンキーコング、マリオブラザーズ、エキサイトバイク、スーパーマリオ、グラディウス、魔界村

こんな感じです。
女の私ですが、そこそこやってるでしょ?
それは、6歳上の兄がいるから。
兄がいつもファミコンやっていて、私も一緒になってやってたんですよね。
ドラクエなんかも、兄がやっているのをそばでいつも見てました。懐かしい。


なんかちょっとだけマニアック的な話になってしまったけれど、これでしばらく夫婦の仲が保てそうです♪




先日、大雨の降る中のコンビニ勤務中の出来事。

お弁当やお惣菜の品出しをした後、それらが入っていたプラスチックの平らな容器、番重(ばんじゅう)というものなんですが、それらを片付けるのですが。
それを、外にある倉庫まで台車に乗せて持っていかないといけないのです。
まぁいつもやってることなので大した作業ではないのですが、その日は大雨。
少々の雨だったらちょっと濡れながらでも片づけに行くけど、その日はかなりの大雨。
雨がおさまるまで待とうかとも思ったけども、その日は1日雨予報だったし、店内はあまり広くないので邪魔になるだろうと思い、さっさと片づけようと思いました。
でもかなりの土砂降りなので、さすがにびしょぬれになってしまうと思い、傘を差しながら台車を引いて持っていったのです。
前働いていたお店ではこういう時の為にレインコートが用意してあったけど、ここのお店はどうやら無いみたい。


でもこれが意外に難しく・・・・・
傘を差しながら、私の背丈以上にも積みあがった番重を、持ち手のない台車に乗せて運ぶ。
しかも外の歩道はガタガタしていて平面ではないので、スムーズに進まない。
いつもは両手があるからどうにかなるけど、片手に傘を持ちながらそれを調節しながら、歩行者に当たらないように気を使いながら進むのはけっこうな至難の業でした。

それでもやっとこさ、倉庫のある駐車場までたどり着き。
すると、歩道と駐車場との間にある側溝の金網の蓋に、台車の車がひっかかってしまったのです。
まぁこれもよくあることでいつもの事なので、いつもだったら両手で番重を支えながら台車を足でくいっと引き上げるのですが。
その日は何せ傘を持っているので番重をしっかり支えられない。
しっかり支えられないので、思い切って足でくいっとできない。
勢いあまって番重が倒れてしまったら大変だから。



そんな感じで私が困っていると・・・・

「手伝いますよ」

振り返ると、笑顔の女性。
30代ぐらいの方だったと思います。
台車を押すのに、手を貸していただきました。

「ありがとうございます!」



ものすごく助かりました、私。
もう傘を放り投げてびしょびしょになりながらやるしかないか・・と思っていたので。
でもその女性がちょっと手を貸してくれただけで、スムーズに進んだのです。
本当に感謝です。




困っているときに手を差し伸べてもらえると、こんなに嬉しいんだ。
私、初めて知ったような気がします。
思えば今まで・・・・・外でひとりで何か困ったことが起こったこと・・・・・ないかもしれない。
せいぜい道に迷うぐらい?
でも道に迷うなんて傍から見てもわからないし、本当にわからないときは自分から尋ねたりしてたしね。


もし今後私がどこかで何か困っている人を見かけたら・・・・
手を貸そうと思いました。
ちょっと手を貸すぐらい大したことではないし、それで困ってる人が助かるのなら、私もうれしくなるし。
こういうのって自己満足かもしれないけど、それで助かる人がもしいるのなら、自己満足でもなんでもいいじゃない。


ここが大阪だから・・・・とは限らないかもしれないけど。
やっぱり大阪っていいなぁ、と感じた出来事でした。






私、実は若い頃、同棲していたことがあるんです。
もちろん、今の夫と結婚前にね。
当時、夫が一人暮らしで住んでいた1Kに私が転がり込んで・・・・。
そうなったいきさつにはいろいろと家庭の事情があったのですが、その話はまた別の機会に。
今回は、そのときにおこったある出来事のお話。




ある休みの日の朝。
猫の鳴き声で目が覚めました。
ニャ~~~~~~ニャ~~~~~~~~と、外でひたすら鳴いていて。
誰かを呼んでいるような、探しているような、そんな鳴き声でした。

そっとカーテンを開け外を見ると、隣に建っている家の屋根の上に白い猫が。
窓を開けベランダに出ると・・・・その猫ちゃんがだーーーっとこっちに駆け寄ってきて。
ベランダの下まで来て、こっちを見ながらにゃーにゃー鳴くのです。
当時住んでいた部屋は1階角部屋だったのですが、1階でも地面から2メートルほど高い位置に部屋があったのです。
こっちに来たがっていましたが、その高さを上ることができず。

するとその猫ちゃん、急にだーーっと行ってしまいました。
あら行っちゃった・・・と思ったら・・・なんと、部屋の反対側に周って、玄関側の方からニャーニャー鳴き声が!
あらぁ・・・・こっちから来た;;
反対側に周れば入れるってよくわかったね。
ここまで来ちゃったら、もう部屋に入れるしかないじゃない。







玄関を開けると喜んで入ってきて。
本当に綺麗な猫ちゃん。

頭をグリグリ押し付けてきて甘えてきたかと思えば、狭い1Kの部屋を走り回ってはしゃいだり。
本当に人間によく慣れている。
部屋の中でふるまいは、もう飼い猫そのも
のでした。
本当に真っ白なので、勝手に『しろ』と呼びながら、楽しい時間を過ごしました。


しろはいったいどうしたんだろう。
このあたりは大学が近くて、一人暮らしの大学生が多かったのです。
その学生が引越しをして、飼っていたしろを捨ててっちゃったのかな。
それなら、私がこのままここでしろと一緒に暮らしたい。

でもここのマンションはペット禁止。
飼うわけにはいきません。
それに万が一よその家の飼い猫だったらいけないので、夜には外に出してあげました。
しろも満足したようで、どこかへ行ってしまいました。




・・・・・・次の日の早朝。
玄関側からにゃ~~~~にゃ~~~~~と、しろが!
あ・・・・また来た・・・・・。

私は入れてやりたい衝動に駆られたのですが、夫が・・・「これ以上入れたらダメ!」と・・。
そのまましらんぷりしていたのですが、いつまでもいつまでも鳴き続けるのです。
このままだとご近所に迷惑がかかるので、夫は新聞紙を丸めて外へ行き・・・。
しっ!しっ!と、冷たく追い払い、しろはどこかへ行ってしまいました。

その後二人でしょんぼり。。。。。
夫だって、血も涙もない鬼じゃありません。
しろをかわいいと思っていた気持ちは同じ。
でも心を鬼にして、追い払ってくれたのです。

しろからしたら、お散歩からただいま♪って帰ってきたつもりだったんでしょう。
それなのに、昨日は優しくしてくれたのになんで??って、裏切られた気持ちになったんだろうな。。。
そう思うと胸が痛くて痛くて・・・。
中途半端な優しさは、余計に傷つけてしまうんだな。
全て私のせいだ。
本当にごめんなさい。


その日以降、ときどき遠くの方でしろらしき声が聞こえることがありましたが、その声が近づいてくることはありませんでした。
しろの事だから、いろんな人に可愛がられながら幸せに暮らしているだろう、そう思っていました。





・・・・・数か月後。
そんなしろのことも忘れかけていました。
夫は仕事で私は休みのとある日。
私は部屋でくつろいでいました。

すると、玄関の外からにゃ~~・・・にゃ~~~・・と鳴き声が!

あ!しろだ!

私はどうしようか迷いましたが、思い切って玄関を開けました。
そこには、少し印象の変わったあのしろが。

しろだ…また来てくれたんだ。







以前みたいな綺麗さは消え、薄汚れた雰囲気。
心なしか目つきが鋭くなったようにも思います。
しろの風貌の変化は、野良猫の厳しい世界を物語っているようでした。

そんなしろが、少し警戒しながらおそるおそる近づいてきて。



「しろちゃん・・・・あのときはごめんね・・・・頑張って生きてるんだね・・・」

私はしろにそう話し掛けながら、優しくなでてあげました。



しろはじーっとしながらひとしきりなでられたあと、決して部屋に入ってこようとはせず、ぷいと、どこかへ行ってしまいました。
私はそんなしろを、見えなくなるまでずっと…ずっと、見送りました。







それ以降、しろの声を聞くことも、姿を見ることも、ありませんでした。

しろ、どこか遠くへ行ってしまったのかな。
最後に、顔を見せに来てくれたのかな。
この場所をちゃんと覚えていてくれたんだね。
あんな酷い仕打ちをしたのに、また逢いに来てくれたんだね。

しろ、本当にありがとう。
大好きだからね。















※画像はお借りしました